心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「リーダーはやらせる勇気。メンバーはやる勇気」
本書は、トヨタ勤続四十年以上の元現場リーダーたちを中心に取材し、「トヨタで口グセのように語りつがれている言葉」をまとめ、さまざまな業界のビジネスに応用しようとするものです。

たとえば「者に聞くな、物に聞け」や「現場は毎日変化させろ」など、現場第一主義のトヨタらしい口ぐせが31紹介されています。

その中からひとつ。

「リーダーはやらせる勇気を持たないといけないのです。やらせる勇気とは"失敗するかもしれない"とメンバーが不安に思っているときに、"自分が責任を持つからやってみろ"と言うこと。ただし、このときに大切なのは、リーダーはいざというときのために、保険をかけておくことです。-若いメンバーはそんなこと考える必要はありません。やる勇気を持ってやればいい。」

これがトヨタの口グセです。メンバーにすべてをまかせ、その結果に対して全責任を背負うのは非常に勇気がいることです。自分の進退にも影響しかねます。しかしその勇気を持たなければメンバーは育たず、組織は前に進みません。そのためにもリーダークラスのビジネスマンは「思い切ってやってみろ」の一言を口グセにしてみましょう。⇒Blog Ranking

トヨタの口ぐせ
OJTソリューションズ
中経出版
定価 : ¥ 1,365
2006-09-29
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☆☆☆
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「退職金は2回貰える」
日本で1億円稼ぐとその半分は税金で持ってかれます。金持ちから税金を徴収して中下流層に分配する、中下流層が大多数の国民が選んだ国会議員ですから当然の国策といえるでしょう。

企業にとって売り上げのキャッシュインと同じくらい税金によるキャッシュアウトには気を配らなければなりません。本書はいかに税金を抑え利益を残すかを、リアルすぎるほど具体的に紹介しています。経営者や将来独立を目指す人は、ぜひ頭に叩き込んでおきたいノウハウです。

そんな中で、へぇーと思った節税法を。

「通常、退職金とは、本当に会社から去るときだけのものではない。使用人から役員になるときもう一度支払われる。退職金を2回貰えるのは、使用人ばかりではない。役員も同様だ。-この方法を利用すれば、オーナーは2回退職金が貰えることになる。奥さんを取締役にしておいて、この方法を利用すれば、夫婦で4回利用することができる。会社を増やせば、さらに退職金を貰える回数を増やせる。」

日本の法律で、退職金の税金は非常に有利になっています。その恩恵は受ける回数が多いほどいいことになります。天下りした官僚が何度も退職して退職金を稼ぐのもそのためです。節税ノウハウを知っているのと知らないのとでは、会社に残るキャッシュが天と地ほど違ってきます。儲かってるのになぜかお金が残らない会社は、ぜひ支払っている税金を見直すべきです。⇒Blog Ranking

日本で一番使える節税の本―財務コンサル1000社の実績が明かす
佐々木 道康
ブックマン社ブックマン社ブックマン社
定価 : ¥ 1,400
2006-01
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☆☆☆
「100-1=0」
ビジネスマンに必要な重要スキルを国語・算数・理科・社会・道徳という切り口で語ります。
その中から、算数の授業を。

「100-1=0。この数式はピンとくるでしょう。サービス業はお客さんを百パーセント満足させてこそ、ようやく合格。逆に、たった一人の不服、たった一つの不満で、すべてを台無しにしてしまうんです。」

流通業界の経験則の中に、「感動した一人の客は二十五人の客を連れてくる。逆に不満を持った一人の客はやはり二十五人の客を減らす」というものがあります。ことサービス業に関しては腹八分目ではいけません。百人のお客さん一人ひとりを百パーセントのサービスで百パーセント満足させなければならないのです。⇒Blog Ranking

ぼくらの時間割―ビジネスマンのための冒険小学校
中島 孝志
文芸社文芸社文芸社
定価 : ¥ 1,260
2002-12
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☆☆
「仕事、盗んでいいですか?」
世の中には優れた仕事術を紹介する書籍は五万とありますが、それをそのまま実践するには、ハードルが高かったり、きっかけがつかめなかったりと、なかなか行動に移せません。本書は「セリフを口にする」ことを勧め、自分で口にすることで責任感を生み、デキる雰囲気に持っていくことをコンセプトとします。

その中で、「仕事、盗んでいいですか?」というセリフをご紹介。

「教えられたことだけ、いわれたことだけをやるというのと見て盗むという構えとは、もう全然違う。これをもってないと、たとえ能力のある人でも全く盗めない。つまり、盗む力は能力じゃなくて、構えの問題なのである。」

「見習う」という言葉があります。読んで字のごとく、先人の仕事を見て覚えることです。しかし学生時代、席に座って受動態で教えてもらって教育を受けていた日本人は、この「見習う」という作業を苦手とする人が多いようです。仕事は、自分から相手に視点をシフトする必要があります。仕事術は自分で開発するよりも、盗み、真似るほうが合理的で低コストです。特に新人ビジネスマンは、仕事のできる人の一挙手一投足を観察し、徹底的に真似ることからはじめましょう。⇒Blog Ranking

まずこのセリフを口に出せ!!ビジネスハンドブック
齋藤 孝
講談社
定価 : ¥ 1,365
2004-01-24
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☆☆☆☆

「消費起点から流通起点へ」
アパレル業界の2強、ユニクロとしまむらの経営戦略からその業態構造まで非常にわかりやすく解析しています。著書の文章能力も卓越しており、ビジネス書でありながら1本の映画を見終わったような感動を覚えました。

浮き沈みの激しいアパレル業界で、2社が勝ち組となりえた要因は以下であると本書はいいます。

「セブンイレブンというコンビニは、消費者に求められて生まれた業態ではない。あくまで流通主導で開発され、消費者は後からその便利さを知り、今日ではなくてはならぬ存在となった。ユニクロとしまむらという業態にも、これと全く同じことが言えよう。」

これまでの主語はあくまでも生産と消費でしたが、これからの主語は「流通」となり、「流通」が新たな生産と消費を創造していく時代なのです。ユニクロ、しまむらがアパレルビジネス界において圧倒的な覇者となりえたのは「主語たる流通」を取りにいったからなのです。ユニクロとしまむらを見れば、そこに未来の流通業界の縮図があるといえるのかも知れません。⇒Blog Ranking

ユニクロvsしまむら―専門店2大巨頭圧勝の方程式
月泉 博
日本経済新聞社
定価 : ¥ 1,575
2006-11
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☆☆☆☆☆
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