心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「雑談の経済学というのがある」
「頭の体操」でおなじみ多湖輝氏が提唱する「雑談力」。雑談などただの時間つぶしという程度で考えている人も多いでしょう。雑談とはどうあるべきなのでしょうか。

「"雑談の経済学"というのがある。つまり聞き手と話し手ではどっちが得かという計算をすると、通常、聞き手が圧倒的にプラスになる。もちろん話し手も、自分の考えを整理できるなどのプラスがあるが、聞き手は自分の知らない話、高度な専門知識などをダイジェストで、しかもタダで聞くことになるから、プラス効果は計り知れない。」

雑談だからとただダラダラと愚にもつかない話をしているだけでは時間の無駄です。せっかくお互いの言葉を交換するのですから、雑談といえどもそこには新しい発見や学ぶべき点があるべきではないでしょうか。人生を変えるチャンスが生まれるかも知れません。そのためには聞き手の話しを聞きだす能力が不可欠です。質の高い雑談に導く「雑談力」とは話す能力ではなく、聞く能力のことなのです。
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「雑談」のうまい人はチャンスをつかむ
多湖 輝
新講社
定価 : ¥ 1,365
2006-07
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☆☆
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「たしかに、男の人には文化が足りないですね」
美輪明宏氏と斎藤孝氏という異色の組み合わせの本書、迷わず手にとって、食い入るように読みきりました。日本の文化をテーマにした対談が主な内容となっていますが、とくに美輪明宏氏の言葉が絶品です。こんなキレイな言葉がこの世にあったのかと、何度も読み返してしまうほど素敵なことを語っています。

ここでは斎藤孝氏の「男の文化論」を。

「たしかに、男の人には文化が足りないですね。ビジネスマン相手にセミナーをしていると、男の人からはほんとうにアイデアが出にくい。生活圏があれだけ狭いと、仕事に必要なアイデアも出にくくなるんでしょう。というのは、経験の世界や暗黙知の世界が大きくないと発想のネタが生まれてこない。-だから、好きなものが沢山ない人からは、アイデアは出にくいんです。」

斎藤孝氏の経験から、男性と女性を比べた場合、女性のほうがアイデアの源になる文化量が圧倒的に多いそうです。たしかに女性は好奇心旺盛で、アンテナの方向は360度に対応してるようです。男性もビジネス書やスポーツ新聞ばかり読まないで、美術や音楽などの文化にも触れ、生活と人間の幅を広げていきたいですね。⇒Blog Ranking

人生讃歌―愉しく自由に美しく、又のびやかに
美輪 明宏 斎藤 孝
大和書房
定価 : ¥ 1,575
2004-04
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☆☆☆☆
「この難解な書とどう取りくむか」
300万部を超えるベストセラーとなった『バカの壁』。300万人の読者うち何人が著者の言わんとすることを正確に理解できたのでしょうか。かくいうわたしは自信がありません。本当に難しい内容です。著書の養老氏も認めています。(なにせ「すぐに"わかった"といって情報を遮断することに問題がある"」というテーマが掲げられている以上、「わかった」とは非常に言いにくいのです。。。)

本書はそんな難解で主旨を捉えにくい『バカの壁』をいかに読むかというガイド本的な内容となっています。批判的な展開で養老氏をチクチクと攻撃しているところもあり、ぜひ本書の書評を逆に養老氏にしていただきたいくらいです。

さて本書では以下の文を『バカの壁』のキーセンテンスとしてピックアップしています。最後の結論部分からの抜粋です。

「安易に"わかる"、"話せばわかる"、"絶対の真実がある"などと思ってしまう姿勢、そこから一元論に落ちていくのは、すぐです。一元論にはまれば、強固な壁の中に住むことになります。それは一見、楽なことです。しかし向こう側のこと、自分と違う立場のことは見えなくなる。当然、話は通じなくなるのです。」

『バカの壁』とは全編を通してこれの解説をしているといっても過言ではありません。『バカの壁』を読んで「ちっとも分からなかった人」も、「安易に分かった気になってしまった人」も、「まだ読んでいない人」も、ぜひ上記一文を念頭に置いて読んでみてください。迷子になりにくいはずです。わたしも再チャレンジしてみます。(^-^)⇒Blog Ranking

リコウの壁とバカの壁
ローヤー木村
本の雑誌社
定価 : ¥ 840
2004-02
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☆☆
「大切なのは、想像力より知識」
テレビではいまいち勢いを失っている北野武氏ですが、著書を読むと毒舌ぶりは健在で、彼らしい独特の視点で社会を斬ります。

さて、本書で「武にとって"本"とは?」というテーマで語っています。

「やっぱり"○○学"が好きなんだね。そういうのばっかしやっちゃうんだよ。現実じゃない世界って、あんまり興奮しないんだよね。もっと続き読みたいっていう感じじゃない。俺もう、基本的にはねえ、想像力なんてなあ、俺はほとんどないと思ってるから。人間の想像力って所詮、周りの知識で得られるもので。想像は、流れとしてその先を読むだけだから。だから、知識を見つけたほうがおもしろいなあと思ってる。」

氏は小説やエッセイなどはほとんど読まないそうです。テレビももっぱらニュース番組やドキュメンタリー番組のみで、リアルな情報にしか興味がないようですね。

ちなみに今氏が読んでいる本は。

「今、ちょっと挑戦してんのが、電子辞書一個で、オックスフォードの世界史読んでる。結構厚い本なんだけど、それ半分まで来た。」

すごいの読んでるなこの人・・・。(^^;

また、本書で「北野武 お気に入りMD曲目表」が掲載されてますので紹介します。興味深いですね。

01. ユア・ソング エルトン・ジョン
02. ドント・レット・ミー・ダウン ビートルズ
03. LOVE PHANTOM B'z
04. 田園 玉木浩二
05. マギー・メイ ロッド・スチュアート
06. ハイウェイ・スター ディープ・パープル
07. 星影のバラード レオ・セイヤー
08. 君は薔薇より美しい 布施明
09. ジャニスの祈り ジャニス・ジョプリン
10. ザ・リバー ブルース・スプリングスティーン
11. 雨に泣いてる 柳ジョージ
12. ゲームス インナー・サークル
13. 愛するデューク スティーヴィー・ワンダー

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北野武「光」
北野 武
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定価 : ¥ 1,575
2005-11-05
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☆☆
「二百年以上も魅了し続けているモーツァルトの音楽」
巷ではモーツァルト生誕250周年ということで、ちょっとしたモーツァルトブームが起きています。モーツァルトを聴いていると、あるタイミングで知能指数(IQ)がグンとあがることがあるそうで。この現象はあらゆるところで議論の種となっていますが、はたして事実はどうなのでしょうか?

「このような事実を前にして、アメリカの研究者が、一方でモーツァルトを聴かせて、能力テストをしたら差が認められたという報告をし、一方で差が認められなかったという報告をしました。-わたしは、モーツァルトの音楽がたくさんの人々を魅了しているということに、大きな意味を感じます。モーツァルトの音楽について、効果があるとかないとか騒いだ、いかにも科学的とする研究者のレベルは、たかが計算力程度の話です。-それよりも、人々をすでに二百年以上も魅了し続けているモーツァルトの音楽は、その人々をずっとひきつけておく効果を、もっともっと研究するべきではないでしょうか。」

おお。確かにその通りですね。IQが上がるだの上がらないだの、そんなことより、200年経った今でも人間の耳・脳を魅了しているという事実は、どんな化学実験でも否定できません。聴いているだけで、なぜか心地が良い。それだけでいいではありませんか。(^-^)⇒Blog Ranking

絶対モーツァルト法―高周波音が脳を活性化する
篠原 佳年
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定価 : ¥ 1,575
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