心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「国民のレベル以上の政治家は生まれない」
民主党代表「壊し屋」こと小沢一郎氏の13年ぶりの書き下ろし。

日本の政治の課題から、国民に求められる資質まで、氏の政治に対する熱い思いが切々と語られていますが、政治家らしい「きれいごと」も多々見受けられ、若干しらける箇所もあります。全体的に読みやすく、政治知らずの私でもスラスラと読めました。

「よく言われることだが、国民のレベル以上の政治家は生まれない。選挙民が政治家に対して、地元への利益誘導や安直な見直ししか期待しなければ、その程度の政治家しか選ばれない。しかし、そのような短絡的な損得だけで国家議員を選べば、最後に損するのは自分たち国民である。-残念ながら、まだ日本は民主主義が本当の意味で成熟しているとは言いがたい状態だ。そのことは、知名度の高い、いわゆる"タレント候補"が与党・野党を問わず、いまだにもてはやされていることでも分かる。」

これ賛成です。どうして憲法も知らないプロレスラーやお笑い芸人が日本国民を代表する政治家になれるのでしょうか。本当に国民は彼らに自分や自分の子どもたちの人生を託すのでしょうか。もちろん知名度目当てに彼らを担ぎ上げる政党にも責任がありますが、ただ「知ってる」だけで一票を投じる日本人の選挙に対する意識の低さは、確かに民主主義の未熟さを露呈しています。⇒Blog Ranking

小沢主義 志を持て、日本人
小沢 一郎
集英社
定価 : ¥ 1,000
2006-09-01
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☆☆
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「一人ひとりの個性を見つめるのがジェンダーフリー」
最近「ジェンダーフリー」という言葉をよく聞きます。「ジェンダー」とは「社会的な意味における性別」ということです。

「本来、人間には生物学的な性別(セックス)がある。これは言うまでもなく、男女の肉体的、機能面での相違のことだ。しかし、それだけではなく、社会的、歴史的、あるいは文化的な意味での性別も実際には存在している。"男性は外で働き、女性は家を守るもの」どか、"女性はでしゃばらずに、男性を立てなければいけない"といわれるのは、社会的な意味での性差が生み出した考えといえよう。-要するにジェンダーフリーとは、性別による社会差別をなくそうということ、煎じつめれば男女共同参画社会を実現しようということだ。」

女性の就業率があがっても、管理職を占める割合は少なく、欧米と比べてもまだ差別が残るようです。家庭内でもしかりです。

悪い例として、某課長と部下との会話を紹介します。

課長「女性の扱いを知っておかないと、差別ということになるんだよ。女性の機嫌をとるには容姿を褒めることだ。それから。-適材適所を心がけることだ。女性には女性に適した仕事がある。女性は感情的なので、客観的に考えなければいけない仕事は向かない。」
部下「さすが、課長ですね。よくわかってらっしゃる。」
課長「女性は男性と違って細やかな神経が行き届いているので、そんな仕事をやってもらうことだ。そうすれば、丸く収まる。」


女性差別の最たるものが女性はこんなものと決め付けるものです。もちろん、「外で働かない男は甲斐性なし」という考えも男性差別です。男性も女性も一人ひとり違います。男性はこうだ、女性はこうだ、こうあるべきだという考えをやめ、一人ひとりの個性をしっかり見つめようというのが、ジェンダーフリーの考え方の基本であると著者は言います。⇒Blog Ranking

頭がいい人の早わかり現代の論点
樋口 裕一
草思社
定価 : ¥ 1,365
2005-10-29
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「首相は親分であれ」
9月に行われる自民党総裁選でまた一人新たな首相が誕生します。異端児と呼ばれた小泉首相は気がつけば歴代3位の長期政権となりました。経済がバブル気味に加熱する今だからこそ、新しい切り口で日本の舵を取るリーダーが期待されます。

本書では戦後27人の総理を順を追ってエピソードと共に紹介しています。小泉純一郎氏から15年ほどを遡ると、小泉純一郎⇒森善朗⇒小渕恵三⇒橋本龍太郎⇒村山富市⇒羽田孜⇒細川護熙⇒宮沢喜一⇒海部俊樹⇒宇野宗佑⇒・・・と、「あ、そんな人いたいた」と思わずうなってしまうほど様々な首相が通り過ぎていきました。
首相に絶対必要な資質を本書ではこう定義します。

「時代の要請を嗅ぎ取るセンス」
「国際性」
「頑固さ」
「教養」
「一般国民にわかりやすく伝える能力」
「政策立案能力」
「人望」
「キャリア」


これらに加えさらに「親分肌」が必要だといいます。私はかねてより東京都知事の石原慎太郎氏に好感を持っており、ぜひ首相になってほしいと期待しているのですが、本書では氏をばっさりと切り捨てます。

「小泉と比較しても、石原の親分度は低い。首相は親分であれ、というのは日本的な政治感覚だろうが、日本のような農耕民族の社会では、どうしても人情のつながりが統治力を発揮するうえで欠かせない。-自分だけの世界に沈潜する作家の出身であることが、政治家としての石原の限界となっている。首都のお山の大将はできても、首相は無理だろう。」

う~む。確かに記者会見での対応などを見る限りでは「お山の大将」的に自分に賛同しない者を突き放す気がありますね。しかし、歴代の首相を振り返っても、「・・・?」という人物もいるのですから、氏に期待するのもあながち間違ってないのではないでしょうか。⇒Blog Ranking

日本の歴代総理大臣がわかる本―戦後27人の総理と政治を一冊で読む
岩見 隆夫
三笠書房
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2004-07
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「考えてごらんなさい。それが政治に参加するということです」
ハマコーこと浜田幸一氏の、国民の政治参加に関する言葉です。

「選挙は、みんなの代表をみんなで選ぶという行為ですから、政治参加の原則。ただそれ以前に大事なことが一つあるんですよ。それは選ぶ側の国民が、日常生活の中で地域の、たとえば市町村行政とか自分の生活環境についてしっかり取り組んでいるかということです。(略)あなたも自分で考えてごらんなさい。それが政治に参加するということです。」

確かに私は選挙に欠かさず投票します。しかし、それだけで政治に参加している気になって、満足していた部分があったかもしれません。氏の言葉が、自分の住んでる町のことを本気で考えてみるきっかけとなりました。⇒FC2 Blog Rankingに1票

お願いだから、わかって下さい。国会というところ…
浜田 幸一
ポプラ社
定価 : ¥ 1,365
2002-04
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