心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「どれがおまえだよ」
「バカの壁」で有名な養老孟司氏の言葉です。この本では、氏の宗教観を脳学者の立場から赤裸々に語っているのですが、その中でアイデンティティに関する氏の見解です。

「だから死ぬまで"同じ私"があって、個性って私の心にあると考えている人には、私は"おまえはキリスト教徒か"って聞くんです。(略)だけど、それは絶えず変わっていくものなんですから、"どれがお前だよ"っていう話になるんですね。(略)10年前の気持ちに戻れるのか、いや絶対に戻れない。あれは自分とは別人だろう、と。それが本当のところでしょう。」

一般的に「私は明日も私」です。一方「情報は日に日に変化している」と考えられています。しかしこれはまったくの逆だというのです。「私」こそが一瞬の猶予もなく変化しており、情報こそが変わることのない不変の事象であると氏は考えます。⇒FC2 Blog Rankingに1票

真っ赤なウソ
養老 孟司
大正大学出版会
定価 : ¥ 1,260
2004-07
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「自分の優れていると思う点は、その誤りを認めるところにある」
世界屈指のヘッジファンド「クォンタムファンド」を率いるジョージ・ソロス氏の、インタビューでの言葉です。

世界のマーケットを裏で操作する「ヘッジファンド」。97年のアジア通貨危機の際、タイバーツの大量から売り等で、その引き金を弾いたといわれているのがジョージ・ソロス氏です。巧みに新型金融派生商品を操り「新しい金儲けの神様」とまで呼ばれ、世界中から恐れられています。
そんな彼が自分をこう分析します。

「自分はあなたと同じくらい多くのミスを犯す。ただ、自分の優れていると思う点は、その誤りを認めるところにある。それが、わが成功の秘訣だ。長年の思索の結果、私は人間の思考とは生まれながらにして誤りやすいものだ、という結論に到った。」

誰もがミスを犯すものです。そこにいち早く気づき、ミスを気づかぬ他人の手から零れ落ちる利益をすくい取るのが、彼の勝機であるのでしょうか。⇒FC2 Blog Rankingに1票

ヘッジファンド―世紀末の妖怪
浜田 和幸
文藝春秋
定価 : ¥ 714
1999-01
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「大人とは"無意識に本能と闘える人間"のこと」
「マネーの虎」で有名の、ソフト・オン・デマンド社長 高橋がなり氏の言葉です。

普段生活をしていて、"本能"を意識している人は少ないと思いますが、氏はその本能に逆らうことこそが大人の証であると結論付けます。

「大学受験のころのオレは、寝たいときに寝て、遊びたいときに遊んでいた。そこで20代になって、オレはそれまでの自分を反面教師にして、今までと逆の生き方を目指すようにした。要は寝たかったら寝ない、遊びたかったら働く、という風に。(略)オレは大人というのは、無意識に本能と闘える人間のことだと思う。大人の世界はダメならば何も言わずに切り捨てられる、自己責任が問われる世界なんだ。だからこそ、無意識に自分の本能と闘える事が大事になってくるんだ。」
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高橋がなり 強く生きる言葉
高橋 がなり
メディアファクトリー
定価 : ¥ 1,260
2005-03
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「20代の100万円は、60代の2億円に相当する!」
500万円の元手を、8年間で6000万円に増やした、サラリーマン投資家 四谷一氏の言葉です。

「若い人は、今はお金をもってなくても"時間"を"お金"に変えていく複利の効果を使えば、実際は一番のお金持ちだといえます。あたなは"時間"という最大の資産があるのです。例えば、複利30%で運用する場合、10年間長生きすれば資産は14倍にも増えます。」

具体的な数字を見てみましょう。
60歳代の平均貯蓄額を1255万円とします。平均余命17年とし、その1255万円を複利15%で運用すると、1億4000万円に増加します。
一方、29歳以下の平均貯蓄額は137万円です。平均余命57年とし、その137万円を同様に年利15%で運用すると、なんと39億5000万円になります。

そう考えると、単純に貯蓄額が多ければ金持ちだという方程式は当てはまらず、「時間(若さ)こそ最大の資産」という見方もあながち間違っていません。⇒FC2 Blog Rankingに1票

普通のサラリーマンでも15年で2億円作れる!
四谷 一
ダイヤモンド社
定価 : ¥ 1,470
2005-03-11
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「もっとも重要なのはプロセスを見抜く目」
明治大学教授の斎藤孝氏は「眼力」についてこう語ります。

「私自身がものや人を見る場合に心がけているコツがあるとすれば、プロセスを見抜くことだ。いまある状態をそのまま見るのではなく、必ず、そこに至るまでにどういうプロセスがあったか、単純にいえば"どれだけのエネルギーをかけたか"を見るようにしている。すると、驚くほど見えてくる。」

眼力とはつまり、「その人物(もの)の本当の力や可能性を見抜ききる総合的な判断力」のことです。
氏は眼力を養うコツをこうシンプルにまとめています。

「エネルギーをかけたポイントを見極め、そのポイントを評価することが大切だ。」

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眼力
齋藤 孝
三笠書房
定価 : ¥ 1,260
2004-07-06
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「考えてごらんなさい。それが政治に参加するということです」
ハマコーこと浜田幸一氏の、国民の政治参加に関する言葉です。

「選挙は、みんなの代表をみんなで選ぶという行為ですから、政治参加の原則。ただそれ以前に大事なことが一つあるんですよ。それは選ぶ側の国民が、日常生活の中で地域の、たとえば市町村行政とか自分の生活環境についてしっかり取り組んでいるかということです。(略)あなたも自分で考えてごらんなさい。それが政治に参加するということです。」

確かに私は選挙に欠かさず投票します。しかし、それだけで政治に参加している気になって、満足していた部分があったかもしれません。氏の言葉が、自分の住んでる町のことを本気で考えてみるきっかけとなりました。⇒FC2 Blog Rankingに1票

お願いだから、わかって下さい。国会というところ…
浜田 幸一
ポプラ社
定価 : ¥ 1,365
2002-04
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「俺のサッカー、今が一番下手ですね」
フットボールプレーヤー中田英寿氏の「自分のプレーを評価する?」と問われての返答です。
最近の彼は調子がいまひとつ乗り切れていない感がありますが、これは'98年フランスW杯時代の彼が乗りに乗っている時期の言葉です。いつもは自信に漲る言葉しか口にしない彼ですが、自分をこう分析しているようです。

「きっと、どんどん感覚が鈍って下手になってる。これってマズイよね。俺、きっと小学生のころより下手になってるんだろうね。プロだなんて恥ずかしくて言えないゲーム多いもん。やっぱり練習しなきゃしょうがないってことでしょう。」

当たり前ですが、現在の彼が小学生の彼よりも下手なはずがありません。かといって冗談で言っているようにも聞こえません。これは彼の類まれに見るプロ魂が、自分自身に危機感を植え付け、日々の練習の原動力となっているのではないでしょうか。
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中田語録
文芸春秋 文春=
文藝春秋
定価 : ¥ 1,050
1998-05
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「幸せになりたかったら、"幸せだなあ"と声に出してみましょう」
銀座まるかん社長、斎藤ひとり氏の言葉です。
氏は全国長者番付に何度も登場するカリスマ経営者です。

さて、なぜただ声に出すだけで幸せになれるというのでしょうか。
氏はこう分析します。

「おもしろいことに、"幸せだなあ"、が口癖になってくると、なぜ自分は幸せなのかという理由がフッと出てくるようになります。人間の脳は、脈略のないことを話していると思考回路が錯乱します。この錯乱を止めるために、脳は錯乱した原因を探し始めます。幸せだなあといった自分は、なぜ幸せなのかと原因を探し始めるわけです。」

思いついた原因はたとえば「今日は天気がとってもいいからだ」といったささいなものかも知れません。しかし、これが口癖になるにつれ、そんなささいなことでも幸せを感じるようになれれば、その人は本当に幸せモノではないでしょうか。⇒FC2 Blog Rankingに1票

斎藤一人の絶対成功する千回の法則
酒井 一郎
講談社
定価 : ¥ 1,575
2003-05
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「コミュニケーションの秘訣は、沿いつつずらす、ことにつきる。」
明治大学教授の齋藤孝氏の「質問力」に対する見解です。
「沿いつつずらす」とはどういうことなのか。こう続けます。

「人と対話するとき、相手に沿った話をしないと乗ってこない。しかし沿っているだけでは話は発展しない。沿うことを前提とした上で、角度を付けて少しずらしていくのが私が経験的に得たコミュニケーションのコツである。」

「そうですね。うんうん。」とうなずいているだけ(沿うだけ)の会話は、ただの世間話に過ぎません。あえて相手の意図からはずれた質問をぶつけ、相手の枠組みを少しずらしてあげることで、話の内容が整理され、本質的なテーマが導き出せるということです。⇒FC2 Blog Rankingに1票

質問力―話し上手はここがちがう
齋藤 孝
筑摩書房
定価 : ¥ 1,260
2003-03
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「百年後は、すべて新しい人々」
ベストセラー書籍からの1文。

「タイヤがパンクした!鍵をなくして締め出された!…でも、百年たったらどんな意味があるの?だれかに意地悪をされる、残業だらけの毎日、家が汚くてまるでブタ小屋だ、パソコンが壊れた、お金がない!!…そんなことが百年後にいったい、どんな意味がある?いまから百年後を視野に入れて考えると、こういったことにたいするものの見方が変わってくる」

今から百年たつと、地球上の人間(あらゆる生物も?)すべてが総入れ替えになります。今日生まれた赤ちゃんでさえ百年後にはこの世にいません。今を計る物差しをもっと長いものに置き換えるだけで、人生観がガラっと変わるときもあります。⇒FC2 Blog Rankingに1票

絵本 小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと
リチャード・カールソン
サンマーク出版
定価 : ¥ 1,365
2004-11
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「自分がいかにものを知らないか、もっと恥じないと」
フリー作家勝谷誠彦氏の言葉です。続いてこう語ります

「僕が何より若い人に伝えたいのは、物事を知らないことを恥じなさいということですね。何か聞かれてもヘラヘラ笑っている。僕は学生時代よりも、文藝春秋にいた10年間の方がはるかに勉強していました。でも、フリーになってからの10年間の方が、もっと勉強しています。勉強しないと、負けるんですよ。」

プロとはものを知り尽くすこと。
結果はその後についてくるものなのかも知れません。

プロ論。2
B-ing編集部
徳間書店
定価 : ¥ 1,680
2005-12-16
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