心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「頑張らなくてもいい仕組みをつくる」
トヨタの強さは、社員一人ひとりの強さです。本書では、トヨタ社員が具体的にどのようなものの見方、考え方、行動の仕方をしているのかを実例を交えて紹介します。

元トヨタ自動車工業副社長 大野耐一氏のエピソードです。

「ある夏の日、シャツがベッタリと体につくほど汗をかいて懸命に作業している作業員を見た大野氏が、その集団の組長を呼んで、"なんであんなに汗をかかせるんだ"と怒ったことがある。組長は、作業員たちが大汗をかき、一生懸命やっていると満足していた。なぜ怒られるのかさっぱり分からない」

さて、皆さんはこの組長がなぜ怒られたと思いますか。大野氏の目から見ると、大汗をかくのは仕事のやり方に問題があるということになります。手順の悪いところ、やりにくいところを改善し、作業員を汗まみれから解放してあげるのがリーダーの役目だというのです。「頑張らなくてもいい仕組みづくり」、それがトヨタ流の目標です。⇒Blog Ranking

トヨタ流最強社員の仕事術
若松 義人
PHP研究所
定価 : ¥ 580
2006-01
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「相手に合わせた対応をするために引き出しを持つ」
大手スーパーダイエーの会長兼CEO 林文子氏です。当時は少なかった女性ディーラーでありながらBMWでトップのセールスを記録し、BMW東京社長に抜擢されるというすさまじい経歴を持ちます。

そんな氏のセールス術のひとつを紹介。

「相手との共通の話をするために、車のことはもちろん、常に身の回りのことに興味を持つ。ニュースに関心を持ったり、今はやりの映画や演劇を見たり、水泳やゴルフなども林さんはしている。そして営業トークをするとき、相手のスタイルに合わせた話題を提供していくことによって相手の気持ちを離さない。知的な方にはクラシックの話をする。大衆的なものがお好きな方には、落語や大衆演劇の話をする。」

幅広い社会経験、家庭を営む消費者の視点、そしてさまざまなことへの興味が、顧客と意気投合し、響き会える関係をつくるのです。⇒Blog Ranking

林文子 すべては「ありがとう」から始まる
岩崎 由美
日本経済新聞社
定価 : ¥ 680
2006-01
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「人間は退屈に弱い」
漫画家のしりあがり寿氏です。マンガはほとんど読まないのでよく知りませんが、この人は有名なのでしょうか。(?_?)

本書では、漫画家ならではの視点で、人生論から漫画の書き方までエッセイ風に語ります。その中から面白い一文を。

「人間は退屈に弱い。なぜなら"退屈"はいやおうなしに自分を自分自身と向き合わせるからです。そこにはいろいろな負の感情が生まれます。サビシイ。ムナシイ。-そんな根本的な孤独と向かい合わなければならなくなります。ぼくは"人が生きていくには、コマのように忙しく回り続けて、孤独と向き合わないようにするか、あるいは宗教や思想のような、何がしか生きていることに意味を持たせる、つっかい棒が必要だな"と思いました。」

退屈。わたしも嫌いですね。退屈な時間にワクワクするような前向きな考えはなかなか浮かびません。氏の言うとおり、退屈は人を負の感情に向かわせるのかもしれませんね。しかし、自分と向き合う時間を避けてはいけませんね。時間に隙間ができたからとすぐに携帯電話をいじりだすのではなく、あえて負の感情に身を任せて、自分をいじめてみるのも成長につながるのかも知れません。⇒Blog Ranking

表現したい人のためのマンガ入門
しりあがり 寿
講談社
定価 : ¥ 756
2006-07
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「人間は原則として無限の可能性を持っている」
日本企業の間でも導入が増えている「ビジネス・コーチング」を、50の視点で分かりやすく解説しています。ビジネスコーチングとは、人間の無限の可能性を信じ、一人ひとりの多様な持ち味と成長を認め、適材適所の業務・目標を任せる経営を持続的に発展させるためのコミュニケーションスキルです。

ここでは、コーチングの基本スタンスを紹介します。


・人間は原則として無限の可能性を持っている。

・一人ひとりが自らの可能性を主体的、自発的に開発することこそ人間にとっての自己実現である。

・個人の多様な能力を開花させるためには、個別の適切なサポートがきわめて有効であり、幸せにつながる。


松下幸之助氏は、名経営者でありながら、一人の名コーチであったといわれます。「人間は磨けば光るダイアモンドの原石のようなもの」という氏の言葉の「磨くこと」はまさにコーチングに当てはまるアクションです。人の上に立つビジネスマンは必ず習得しておくべきスキルのひとつでしょう。⇒Blog Ranking

図解 ビジネス・コーチング入門―「双方向」コミュニケーションへの50の視点
本間 正人
PHP研究所
定価 : ¥ 600
2003-09
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「金持ちになれる人は、誰かが先に成功してくれたことに感謝している」
お金持ちになる人が共通して持つ、お金に対する思考回路「ミリオネアマインド」を分析し紹介しています。

その中のひとつです。

「金持ちになれる人は、誰かが先に成功してくれたことに感謝している。お手本を真似すれば、苦労せずに成功を手に入れられるからだ。こうすれば成功できるという方法が、すでに確立されているから、ゼロから模索する必要がないというわけだ。実際に金持ちになった人の方法を学ぶことが、金持ちの仲間入りをする一番手っ取り早い方法だ。」

逆に、お金に縁の無い人は他人の成功話を聞くと、勝手に値踏みしたり、批判したり、からかったりして、自分と同じレベルまで引き摺り下ろそうとします。成功した金持ちを拒絶し避けるのではなく、金持ちとつきあい賞賛し、手本とするよう心がけるのがミリオネアマインドのひとつです。⇒Blog Ranking

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」
ハーブ エッカー T.Harv Eker 本田 健
三笠書房
定価 : ¥ 1,470
2005-10
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「億万長者になりたければ貧乏になれ!」
貧乏人は金持ちの気持ちがわかるが、金持ちは貧乏人の気持ちがわからない、といいます。貧乏人のほうが広い視野を持ち合わせているのかもしれません。

本書はタイトルの通り、お金がほしければ、まず貧乏になることをすすめています。

「"お金がない"と言っている人も、本当に命がけかというと、その切迫感には欠けている。この日本で、貧乏人(お金に苦労している中産階級を含める)に一番欠けているのは、お金に対する熱っぽい追求力である。-今の日本人が、お金を欲しい欲しいと言いながら、その情熱をどうしても掻き立てられないのは、貧乏だといってもそこそこにお金を得て、飢え死にもせず、なんとか暮らしていけるという生ぬるい社会事情があるからだ。だからこそ億万長者になりたければ貧乏になれ!というのである。」

もちろん、「あ、そうなの、貧乏になればいいのね」といって、仕事を辞めて浪費しまくって本物の貧乏になってはいけません。「断食」ならぬ「断金」、つまり意図的にお金を断ち、仮の貧乏状態を設定し、お金への飢餓感を駆り立てる状況を作るのです。世の成功者はみな飢餓感を持っていたといいます。ちょっとした小銭の使用でも厳しい制約を課し、無理やりにでもそのハングリー精神を養えというのが本書の趣旨です。⇒Blog Ranking

億万長者が教える!億万長者になりたければ、貧乏になれ!
杉崎 仁志
文芸社
定価 : ¥ 1,260
2002-09
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「誰とでも会話の糸口を見つけられるか」
本ブログでも何度もコミュニケーション力の重要性を説いてきました。はたして自分はコミュニケーション力があるのだろうか、とあらためて問い直した人もいるでしょう。
「おれは、仲間の中じゃ一番しゃべりがうまいし、話のネタもたっぷり持ってるから、コミュニケーション力はバッチリだ。」と安心している人は要注意です。

「コミュニケーション力をはかる基準としては、話し相手が幅広いという基準も挙げることができる。誰か特定の人間としか話せないとなると、コミュニケーション力は低い。お母さんとしか話すことのできない子ども、友達としいか話せない若者、同年代・同性の仕事仲間としか話せない会社員など、会話の相手の幅が狭い人はコミュニケーション力が十分でない。老若男女と接する機会が多いほど、柔軟なコミュニケーション力が養成される。幼児とはどんな話をしたらいいのか、二十代の女性とは、五十代の女性とは・・・といったように相手によって話題を変えて、会話の糸口を見つけ出していくことができれば、コミュニケーション力は相当高い。」

具体的な例として、マンションのエレベータで五歳児の子供と二人っきりになった場面を想像してみてください。あなたは子供に声をかけますか。煩わしく思い無言を通しますか。限られた空間や限られた時間で、相手に合わせた話の糸口を見つけ出し、意思疎通を図るチカラ、それがコミュニケーション力といわれるもののひとつです。⇒Blog Ranking

コミュニケーション力
斎藤 孝
岩波書店
定価 : ¥ 735
2004-10
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「今、問題になっているのは?と、まず口に出して言ってしまう」
悩むことはいいことです。人は悩むことで成長します。しかし、自分が何に悩んでいるのか、何が問題点なのか、どのような解決法があるのかを知らなければ無駄なエネルギーの消費といえます。そのためには自分の頭の中を常に整理しておく必要があります。頭の整理がより良い人生を送るために必要な作業なのです。

「現象を考え、そこから根拠を考えるという段取りを自分のものにするためには、それを口グセにしてしまうことだ。そうすれば頭を整理し、論理的な思考力を自分のものにすることができる。-現象をとらえるためには、"今、問題になっているのは何か"と考えてみることだ。だから"今、問題になっているのは?"と、まず口に出して言ってしまう。そこから考えていけば、当然、いろいろな要素が出てくる。」

これは会話するときや、課題を出されて論文などを書かなければいけないときにも同様だといいます。まずは現状把握が最優先です。頭のスイッチを入れるためにも、「今、問題になってるのは何なんだ?」と実際に口に出して、頭の整理から始めましょう。⇒Blog Ranking

頭の整理がヘタな人、うまい人
樋口 裕一
大和書房
定価 : ¥ 650
2006-06
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「メッセージを伝えるために自ら業を起こす」
ひさしぶりに「いい本」に出合いました。最近はじめた左のリンク「MY BEST5」の3位に堂々入賞です。(^-^)v

組織を率い、活性化し、変革し、競争優位を確立するために悩み苦悩するリーダー。本書はそんなリーダーたちに送る、モチベーションを切り口としたリーダーシップの原理原則の指南書であります。読み物というよりも、困ったときに開く「リファレンス」としてそばに置いておきたい一冊です。

その中から、私たちが働く意義をこう言います。

「独立起業することは、世の中に対して伝えたいメッセージが起業家のなかで沸き起こり、そのメッセージを伝えるために自ら"業"を"起こす"ことだと考えればよい。つまり、社会や市場に対して自分たちが伝えたいメッセージを発信する基地として会社という器があり、自分たちのメッセージを効果的に伝えるメディアとして商品やサービスが存在するのだ。メッセージが世の中に届き順調に売上が拡大していくことは、自分たちが発信したメッセージに対して、顧客からの支持が増加したと考えることができる。」

すでにビジネスリーダーとして事業を率いている人は、現在自分たちが行っているビジネスは、"どういうメッセージを顧客に伝えたいのか"、"顧客に対してどのようなコミュニケーションを図ろうとしているのか"を考え直す必要があるのです。その発信すべきメッセージを明確にできれば、営業戦略や商品戦略も今までとは違った方向性が見えてくるはずだと本書は言います。⇒Blog Ranking

モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則
小笹 芳央
PHP研究所
定価 : ¥ 882
2006-05-19
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「散歩は、場所×季節×感性=∞」
人は歩くという行動を「移動」と言ったり「散歩」と言ったりします。その違いは目的の場所の有無ではなくて、意識の差ではないでしょうか。いつもはただボーっと歩いていた仕事帰りの家路も、散歩だと思えば見える景色も違ってきます。

本書では散歩の作法から、その楽しみ方までを披露します。

「つまり、せっかく美しい四季のある日本にいるのですから"季節"というものを心行くまで楽しみたいというわけで・・・。-季節という偉大な演出家によって、見慣れた光景や以前行ったことがあるところでも、四季折々それぞれに異なるシーンが目の前にあらわれる。加えて、訪れる時間によっても、天気の具合によっても、風景はさまざまな顔を見せてくれます。日本人の感性はデリケートなので、季節の楽しみ方は実にさまざまだということでもあるのです。こんなふうに季節を意識しながらあちこち歩いてみると、"場所×季節×感性=∞"という数式で書き表してもいいほど、散歩と言うのはもう無限な広がりがあるように思えます。」

そうなんですよね、日本ほど美しい四季を持つ国は少ないのです。街路樹ひとつとっても、春夏秋冬でまったく違った表情を見せてくれます。それをいつもの風景と通り過ぎるか、立ち止まってその表情を楽しむか。明日からの通勤・通学路を「散歩」にしてみてはいかがでしょう。⇒Blog Ranking

散歩の極意
船橋 一也
筑摩書房
定価 : ¥ 714
2003-10
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「捨てられるものの量がその人の変化値を決めている」
オフィスに社員専用のバーやサロンを設置するといった、斬新な社風で知られるコンサルティング会社ワイキューブ社長 安田佳生氏のベストセラーです。

タイトルからも分かるように、とにかく全編を通して「逆説的発想」のコンセプトで話が進みます。中には自慢話や自社員に対するメッセージのような退屈な話もありますが、興味深い言葉もありました。

「変化をどのぐらい自分の生活に取り入れていけるかは、個人差がとても大きい。十年一日のごとく変化しない人もいれば、めまぐるしいほどに変化し続ける人もいる。では何がその違いを生んでいるのだろう。私は"捨てられるものの量の違い"だと思う。-つまり"捨てられるものの量"がその人の"変化値"を決めているということだ。-"私とはこうだ"とかたくなに自分を固めている人もいれば、自分のキャリアも地位も価値観も考え方も、必要とあれば惜しげもなく捨てて軽々と駆け上がっていく人もいる。人間は執着するものが少なければ少ないほど、楽に生きることができる。」

人は自分を変えるために、「新しい何か」を探してしまいがちです。しかし、新しい何かを受け入れるには、何かを捨てる必要があります。捨てることができなければ、受け入れる余地は生まれません。自分を変えたいと考える人には、まずはいつもの習慣から変えてみることが一番の近道なのではないでしょうか。⇒Blog Ranking

千円札は拾うな。
安田 佳生
サンマーク出版
定価 : ¥ 1,260
2006-01-20
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「ぼくは天才ではありません」
またイチロー選手です。私は野球には全く興味がないのですが、この人が大好きになってきました。(*^-^*)

本書は262個の彼のすばらしい言葉がぎっしりつまったダイジェストでお得な一冊です。本書を通して、「目標を立てて、準備と訓練を積み、本番の実行に移し、逆風があっても結果を出す」という彼独自の成功プロセスが伝わってきます。スポーツを志す人のみならず、学生からビジネスマンまで得るものは大きいでしょう。

その中からひとつ。

「ぼくは天才ではありません。なぜかというと自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」

彼は天才扱いされることを嫌います。それは彼が並々ならぬ努力を重ねてきたから今の成績があるということのあわられです。彼の天才とは「なんでこんなヤツがこんな打ち方でヒットをたくさん打てるのだろう、と思わせるようなのが、"天才"だと思います」と言います。彼のヒットは偶然ではなく必然なのです。それを裏付けるだけのトレーニングを積んできた彼だから言える言葉でしょう。⇒Blog Ranking

イチロー 262のメッセージ
『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会
ぴあ
定価 : ¥ 1,050
2005-03-11
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「女性に、なんかイヤ、と言われたらチャンス」
女性の経済界進出が甚だしいなか、女性を部下に持つ、まはた女性を上司に持つ男性陣の戸惑いも増加しているようです。

本書では、そんな女性の気持ちをいまいち掴みきれないビジネスマンのために、女性に特化した人材派遣業社長の著者が、現場で働く女性との接し方を直伝します。

「"なんか、イヤ。"-これを言われてしまうと、もう両手をあげて降参するしかありません。-しかし、この"なんか"は、全女性の共通の思いをつたない形でいちばん簡潔にあらわしている言葉です。-A子さんがこの会社に足を踏み入れたその瞬間から、A子さんの観察は(無意識でも)始まっています。エレベーターを降りたときのホールのにおい、受付のちょっとさびれた雰囲気、受付の女性が無愛想だったころ、すれちがった男性社員の覇気の無い感じ、非常階段でタバコを吸っている人たちの愚痴っぽい話、待っている間に聞こえた社員の怒鳴り声・・・など。その会社の社長さえ気づいていない小さな小さなマイナスファクターをA子さんは拾っており、その集大成が"なんか、イヤ"という言葉です。」

この言葉を、「単なる女のワガママだよ」で片付けてしまってはもったいないのです。実はさまざまなマイナス要素を女性独特の感性でとらえた、とても貴重な言葉なのです。「なんか、イヤ」と言われたら、チャンスだと思えと著者は言います。この「なんか」にはたくさんのメッセージがこめられており、それらをひとつひとつ解明し解決することで、男性には気づかなかったマイナスファクターを取り除くことができるのです。⇒Blog Ranking

上司の頭はまる見え。
川崎 貴子
サンマーク出版
定価 : ¥ 1,260
2006-07-06
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「年齢七掛け、八掛け思想はすぐ捨ててしまおう」
先日29歳を迎えました。「おっさん」と呼ぶにはまだ早く、「若者」と呼ぶにはおこがましい微妙な年齢を実感しながら毎日を過ごしています。

本書は、そんな「おっさん」を前向きに受け止め、新しい哲学を持った「ネオおっさん」を目指すことを趣旨としています。

「年齢七掛け、八掛けしそうを皆さんご存知でしょうか。人生五十年といわれた、織田信長の時代と違い、今は平均寿命が八十歳の時代。だから自分自身の年齢を七掛け、八掛けして若々しく生きていきましょう、というものです。ばかばかしい。-自らの気持ちを若く持ち続けるのはすばらしいことだと思います。ただ、それと、現実の年齢を怪しげな掛け算でごまかすことは、全く別のことだとは思われませんか。四十歳には四十歳の、六十歳には六十歳の生き方があるのです。そこから逃避する幼稚な術として、自らを偽る発想はどうしても好きになれません。」

人はいつから年を取りたくないと感じるのでしょう。子供の頃は誰しも早く大人になりたいと願っていたはずです。それがいつからか、毎年年齢に追いかけられながら過ごすようになります。人生80年、どうごまかしても、1年に1歳分年を取ります。充実した毎日を送り、年齢に応じた成長を自分自身で確認できれば、1歳分の年齢を受け入れることもできるはずです。⇒Blog Ranking

おっさん力
影山 貴彦
PHP研究所
定価 : ¥ 798
2004-04
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「0から1を生むのではなく、すでにある1から1´を作る」
「笑っていいとも」や「さんまのスーパーからくりTV」など、数々のヒット番組を手がけた放送作家 樋口卓治氏が提案する、使える企画を生み出す脳の使い方です。

「よく、企画は0から1を生む作業、俗に"生みの苦しみ"なんて言い方をする。机に向かってウンウンと考えたり、腕組をして何歩も歩いたりしているうちに0からポコッと生まれるものだと思っていた。しかし、タマゴじゃないんだから、企画がいつ生まれるかは保証が無い。-そこで僕はこう考えることにした。0から1を生むのではなく、すでにある1から1´を作る。そして、それを磨いて2を生む。0から1を生むことに時間を費やすのではなく、1´を2にすることに時間をかけよっと!そう思うと、気持ちが楽になった。」

何も無いところから、新しいものを創造するのは時間もかかるし運もいります。ましてそれが仕事であれば、閃く瞬間がいつなのか誰も分からない、では話になりません。そこで、今すでに存在する物事を、アングルを変えてあらゆる角度から変化を加えてみます。そこから生まれた1´をオリジナルの2に発展させることに全力を注いでみるのが、一番の近道なのです。⇒Blog Ranking

もしも、シンデレラの行動がすべて計算ずくだったら? 考える脳の鍛え方
樋口 卓治
PHP研究所
定価 : ¥ 1,155
2006-04-08
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「誉めてやらねば、人は動かじ」
企業を経営会計の視点から改善しようという趣旨の本書ですが、本書中に引用されている旧日本海軍山本五十六元帥の言葉に感銘を受けましたので紹介します。

「私が社長に教えていただき、自分にできる範囲ですが、経営会計実務で行ってきた行動指針をここで述べます。

①やって見せ、
②言って聞かせ、
③させてみて、
④誉めてやらねば、
⑤人は動かじ。

この①~⑤の山本五十六元帥の言葉と精神は経営会計の望ましい行動に本当に役立ちます。」

何のことはないたった5つのありきたりな指針ですが、仕事で人を動かす立場で悩んでいた私の頭をすっきりとしてくれました。この5つをもう一度見てみましょう。

①やって見せ、⇒範を示す
②言って聞かせ、⇒指導する
③させてみて、⇒練習・実行させる
④誉めてやらねば、⇒正しく評価する
⑤人は動かじ。⇒そうしなければ人間は動かない

そうなんです。たったこれだけのことなのですね。しかし、「動かされる人」の立場に立てば、確かにこれだけで十分に思えます。そこには「しかりつける」とか「かけひきをする」などといった複雑な条件は不要なのです。⇒Blog Ranking

金児昭のやさしい会計実学 社長!1円の利益が大切です
金児 昭
中経出版
定価 : ¥ 1,470
2003-12-27
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「はるかに多い数の凡打を重ねなくてはいけない」
本ブログで何度か紹介しているイチローですが、実はわたし野球のことは全くもって知りません。(>_<)

彼のプレーはほとんど見たことありませんので、本で得た知識しかありませんが、ここまでストイックでプロに徹した選手は世界でも稀ではないでしょうか。

「どんな仕事でも、一流になるためには、まず圧倒的な"量"をこなさなければならない。イチローはインタビューでこう答えている。"ここまでヒットを重ねるには、それよりはるかに多い数の凡打を重ねなくてはいけない。やっぱり思うことは表に出る数字ではなくて、それ以上にはるかに多い数の悔しさを味わってきたことのほうが僕にとっては重い気がします"。-名古屋空港バッティングセンターに通いつめたイチローは、一回行くたびに平均すると7~8ゲーム打った。小学三年生から中学三年生までの七年間、一日200球で単純計算すると、それだけでも51万球というとてつもない量になる。もちろんそれを上回る数の素振りもしていたはずだ。昔からの職人の姿を見ていても分かるが、一定の物理的な時間を修行しないと、決して一人前にはならないのである。」

本書でも引用されていますが、斎藤孝氏の言葉に「量質転化」というのがあります。これは「質を求めるならば、必ず量が必要になる。逆に量をこなせば質は必然的に上がっていく」という理論です。誰しもに平等に与えられた1日24時間。この24時間にどれだけの量を消化できるかが、将来の何年にも影響を与えるのです。

もうひとつ。これは中田英寿選手(元)の言葉ですが、彼も独自の成長理論を持っています。

「自分がどこが優れているか、など考えたことがないんです。どこが足りないんだというマイナスの部分は考えていますけど、プラスのほうはねぇ、完璧はありませんから。完璧がない以上、必ず何か足りない部分がある。練習でも試合でもそれは毎日、どんなときでも自分に足りない部分を考え続けなくてはいけないものですからね。」

ううむ。二人ともすばらしいアスリートなだけでなく、すばらしい哲学の持ち主ですね。⇒Blog Ranking

社内で「イチロー」を育てる法 スター人材に必要な能力と、その身につけ方
児玉 光雄
PHP研究所
定価 : ¥ 1,365
2005-10-15
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「トレーディングはゼロサムゲーム」
ちょっと最近投資に対して肯定的な意見ばかり紹介してましたので、バランスを取るために今日は否定的(?)なお話を。

「デイトレーダーになれば嫌な会社勤めなどしなくてもいいし、世界中を旅して自由気ままに生きていくこともできる。これはとても魅力的な提案だが、じつはちょっとした罠がある。トレーディングはゼロサムゲームなのだ。"ゼロサム"とは儲けと損の合計(SUM)がゼロになることで、すべてのゲームの基本形だ。100円を賭けてコイン投げをすれば、一方は100円儲け、他方は100円存して、両者の合計はゼロになる(ふつうはここから手数料が差し引かれ、マイナスサムになる)。-ある株に100円の値がつくということは、株式市場において、その株を100円で買った投資家と、100円で売った投資家がいるということだ。前者がなぜ買ったかというとその株がこれから値上がりすると予想したからで、後者が売ったのは逆に値下がりすると考えたからだ。」

これは決して忘れてはならないルールですね。投機で差益を得るには「自分より劣る投資家が市場に存在する」ことは大前提です。株式取引では、どのような場合でも、正反対の予想をする投資家がいないと売買は成立しません。このことを肝に銘じていないまま、「27歳無職の男が株で資産100億円?おれもおれも!」と飛びついてしまうと瞬く間に市場の餌食となることでしょう。(T_T)⇒Blog Ranking

臆病者のための株入門
橘 玲
文藝春秋
定価 : ¥ 788
2006-04
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「(収入-支出)+(資産×運用利回り)=自分の資産」
500問のクイズに答えるだけで金融知識が身に付き、延いては億万長者になれるという夢のような本書。著書はアナウンサーの生島ヒロシ氏。氏はアナウンサー業の傍らファイナンシャルプランナーの資格を取得し、金融関係の著書を数冊出すほど精通しているそうです。意外ですね。

さて、中身のほうですが、クイズ形式ということもあり、マネー入門的な本に抵抗のある人にはとっつきやすく面白いと思います。が、中には「100円玉にデザインされている花は?」などどいう、どう億万長者とつながるのかよく分からない問題もありますが、あくまでもコメディ本ということで。

ここで、紹介するのは冒頭で「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」から引用されている次の言葉です。

「ここで質問です。わずか1行で表すことができるお金持ちになる方程式をご存知ですか。

 (収入-支出)+(資産×運用利回り)=自分の資産

これがその方程式です。」


おそらく多くの人は方程式の前半部分、つまり(収入-支出)の式は普段から意識されていると思います。残業をたくさんして収入を増やすぞ!食費を節約して支出を減らすぞ!この意識は非常に重要です。しかしそこで得られる資産は雀の涙でしょう。そこで後半部分、+(資産×運用利回り)が重要となります。この式を実践するには金融知識が必須です。なぜならこの式にはリスクが発生するからです。お金に関する勉強は数字が多くて、面倒くさいものです。しかし、長い人生、この知識だけは持っていても損はないのではないでしょうか。⇒Blog Ranking

お金力クイズ―500問答えて億万長者
生島 ヒロシ 金融知力普及協会
幻冬舎幻冬舎幻冬舎
定価 : ¥ 1,365
2006-03
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「今日できる最大限のことをしようとする」
サグラダファミリア。皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。1882年よりバルセロナに建設されている教会の名前です。すでに着工から100年以上の時が過ぎていますが、いまだ完成の目処は立っていません(2020年完成を目標と公言はしているようですが)。

フランシスコ・ビリャールの後を引き継ぎ建築の指揮を取ったのがかの有名なアントニ・ガウディ。本書ではガウディの思想と建築術のすべてを、サグラダファミリア贖罪聖堂の彫刻を25年担当した著者が解き明かします。

氏にとっての「ガウディの伝言」とは何なのでしょうか。

「明日のために今日を生きるのではなく、今日できる最大限のことをしようとする。その上に、明日という日がやってくる。それを毎日コツコツと積み重ね、また、それによって自分たちも満たされていく。サグラダファミリアは、そういう風につくり続けられるものであってほしいと思います。時間というのは、もともと無限にあるものです。その中の一瞬に過ぎない人生を生きていた、それによって、永遠に続いていくものに心で連なっていくということ。それはとても豊かなことであるように思えます。心の時間は、一人ひとりに与えられているものです。そしていつか、神が与えてくれたかのように、人間が作りえる最高のものとしてのサグラダファミリアが、人々の目の前に現れる。それを夢見てつくり続けていくという人間の営み自体に、サグラダファミリアの本当の価値があるのではないでしょうか。」

人は、いつ完成するかすら分からない作業に滅私奉公することはできるでしょうか。サグラダファミリアに携わる建築家のそのほとんどは完成を見ずして没することになるのでしょう。あの巨大な建造物には「今日を生きる」このシンプルでいて最高級のメッセージがこめられているのかも知れません。⇒Blog Ranking

ガウディの伝言
外尾 悦郎
光文社
定価 : ¥ 998
2006-07-14
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「日経新聞モードはある意味外国語と同じなのです」
日経新聞を購読して1年ほど経ちました。独特な視点の記事にもすっかり慣れ、いまや他紙を読んでも物足りなさを感じるほどになりました。月額4383円という決して安くない購読料も、今私が行っている投資で一番のリターンを得ていると思います。

そんなステキな日経新聞のさらなる利用方法が本書で紹介されています。それは日経新聞の「音読」です。

「日経新聞の音読は、経済的伝達力というスキルを身につけるためのトレーニングとして最適です。-日経新聞モードの"読む・書く・聞く・話す"は、見かけも発音も普段の日本語とまったく同じだけれど、意味やニュアンス、論法(話の展開の仕方)、接続詞の使用法などが微妙に普段とは違います。要するに、日経新聞モードはある意味外国語と同じなのです。-外国語を学ぶ効率的な方法は、"その言語で書かれている文章を声に出して読む"というものが定説。だから、日本語であって普段の日本語でない"日経新聞モード"の日本語も、声を出して読む、つまり音読がもっとも効率的なマスター法というわけです。」

おお!日経新聞言語とは面白い発想ですね。確かに最近の大学生などはカジュアルシーンでのプレゼンテーション能力は高いものがありますが、ビジネスシーンになると途端にダメになる人が多いようです。かく言う私も苦手です。さっそく明日から実践してみようっと。⇒Blog Ranking

渋井真帆の日経新聞読みこなし隊
渋井 真帆
日本経済新聞社
定価 : ¥ 1,260
2005-09
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「完璧な組織など見たことはありません」
人は誰でも組織に属しています。学校、会社、家族、仲間、さらに私たちが生きるこの社会も大きな組織と言えるかもしれません。

経営コンサルタント会社社長の著者が20年間の経験と見聞により得た101個の組織におけるルールを分かりやすい口調で紹介します。その中からひとつ。

「私は今まで、二十年以上に渡って日米アジアで様々な組織にかかわってきました。でも、当たり前ですが、完璧な組織など見たことはありません。完璧に近い組織すら知りません。人間で構成されている以上、組織は、究極の目標として完璧を目指しますが、完璧にはなり得ないのです。-組織の欠点だとか問題点を指摘・評価・非難している暇があれば、どうしたら欠点や問題を克服できるかの案を出して欲しいものです。そのほうが、どれだけ前向き並びに建設的で将来につながることでしょうか。-本当に残念ですが、日本には何もしないで、人や組織の批判、中傷をする暇人があまりにも多いのです。」

居酒屋で飲んでるサラリーマン達の愚痴を何気なく聞いていると、殆どが組織への批判ですよね。「日本には・・・暇人が多いのです」と書いてあるということは、欧米ではこの手の愚痴は少ないのでしょうね。本当に組織が間違っていると思うのならば、個人のためにも組織のためにもそこから去るべきでしょう。残るのならば、愚痴る前に、自分の役割を認識し前向きに行動を起こすべきではないでしょうか。⇒Blog Ranking

あたりまえだけどなかなかわからない組織のルール
浜口 直太
明日香出版社
定価 : ¥ 998
2005-10
amazonで詳しく見る
その他読んだ本-8月
世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて
柄谷 行人
岩波書店
定価 : ¥ 777
2006-04
amazonで詳しく見る

客は集めるな!~お客様とのきずなを作る3つの関係~
中山 和義
フォレスト出版
定価 : ¥ 1,470
2006-07-04
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本物時代の到来
船井 幸雄
ビジネス社
定価 : ¥ 1,575
2002-01
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ライブドアショックの真実
岩崎 博充
ぶんか社
定価 : ¥ 1,260
2006-03-09
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トヨタ方式で仕事も自分も変えられる
正木 英昭
秀和システム
定価 : ¥ 1,365
2006-07
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「ロハスなこと、とは」
最近よく耳にする「ロハス」という言葉、正直私はよく分かっていませんでした。

ロハスとは Lifestyle of health and sustainability の略で「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」と訳されます。本書によるとアメリカの消費人口の約3割がロハス的な価値観を持って行動しているようです。それを象徴するようにハリウッドスターたちがアカデミー賞授賞式に大きなリムジンではなく、環境を配慮した小型のハイブリッドカーで乗り付けるというのは有名な話です。

それではロハス的なこととはどんなことでしょうか。本書の巻末にまとめられているので紹介します。


ロハスなこと、とは。
・動的平衡を乱さないこと
・エントロピーをいたずらにふやさないこと
・エネルギーの収支を考えること
・元素の循環を阻害しないこと
・光と緑を大切にすること

ロハスなもの、とは。
・形だけでなくプロセスが見えるもの
・適正手続きが確保されたもの
・価格の理由が説明できるもの
・安全、安心が価値に含まれるもの
・組成、素材がわかるもの

ロハスなひと、とは。
・時の流れに抗わないひと(アンチ・アンチエンジング)
・急がない、急がせないひと(加速しないひと)
・サプリメントなんていらないと思えるひと
・牛肉は地球に負荷をかけていると思えるひと
・一番大切なのは納得だと思える人


具体的で分かりやすいものもあれば、よくわからないものもありますね。要するに「地球と自分に負荷をかけないシンプルライフ」を目指そうということでしょうか。モッタイナイことはしない、といったような身近なところからロハス思考をはじめてみませんか。⇒Blog Ranking

ロハスの思考
福岡 伸一
木楽舎
定価 : ¥ 800
2006-06-01
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「1分前の自分といまの自分は違う」
普段の生活で1分間を意識することってあまりありませんよね。1日にというスパンで見るとどうしても「捨て時間」になりがちです。本書ではそんな「1分間」という時間の有効活用術を紹介しています。

ここでは試験における1分間の利用方法です。

「各問題を解くにあたって、私は1つの問題を1つのかたまりとしてみるようにしました。-"よし!集中"との掛け声とともに、とりあえず目の前の1分間、集中して答えを出すのです。答えが出たら、また"よし!集中"と掛け声をかけて、次の問題に取り掛かるのです。-絶対に前の問題を引きずってはいけません。試験で最悪のパターンは、その1問がわからないだけなのに、それを引きずってしまって、ほかの問題にまで悪影響が出てきてしまうことです。-それを防ぐためにも、1分前の自分といまの自分は違う、また1分後の自分も違うんだと割り切ることです。自分の脳がいまこの瞬間で責任をもてるのはこの1分だけなのだと腹をくくって臨んだほうが、結果的にはるかによい結果が残せるということを感じました。」

面白い発想ですね。1時間の試験の場合、1時間全体を自分の脳に託すのではなくて、60個に分割し、それぞれを違う自分に割り振る。それぞれはたった1分間集中するだけなので負荷が下がるはずだ、と。理想論といえば理想論ですが、このテクニックが本当に身につけばどんな場面でも能力を最大限に発揮できそうですね。今度試してみよう。⇒Blog Ranking

1分間ですべてが決まる!
吉田 たかよし
サンマーク出版
定価 : ¥ 1,470
2004-03-16
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「困った人に出会ったら、珍しい人に会えたと喜ぼう」
いますよね、困った人。「んもう!どうしてこの人はこんななの!?」と毎日ストレスを感じている人も多いことでしょう。しかし、こんな考え方もできます。

「あなたは、毎日"困った人"に悩まされています。"困った人"を"傷もの"扱いしていませんか?"困った人"は、"傷もの"ではありません。コレクターの世界に"傷もの"という発想はありません。たとえば、印刷がずれている切手があります。切手コレクターには垂涎の的です。コレクターの間では"傷もの"ではなく"レアもの"と呼ばれています。世の中の困った人をすべて"傷もの"ではなく珍しい"レアもの"というふうに、積極的に評価してみましょう。困った人は人間的に欠陥のある人ではありません。困った人も"レアもの"なのです。」

あなたは「困った人コレクション」をしています。今日はこんな珍しい困った人に出会えたぞ!コレクションがまた一つ増えた!極端ですがそんな風に考えられれば楽チンですね。人は困った人と対峙すると必ず成長します。困った人コレクションは自分の成長の証。そう考えるようにしたいものです。もちろん自分が"困った人"にならないように注意しながら。(>_<)⇒Blog Ranking

なぜあの人は困った人とつきあえるのか
中谷 彰宏
ダイヤモンド社
定価 : ¥ 1,260
1998-04
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「まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する」
「芸術は爆発だ!」の岡本太郎氏です。このキャッチフレーズ(?)は誰もが耳にしたことがあると思いますが、果たしてこの意味を知る人は何人いるでしょうか。

一般的に爆発というと「ドッカーン!」と言う音と共に、周囲のすべてのものを破壊し傷付けるものというイメージがありますが、氏によっての爆発はそうでないようです。

「音もしない。物も飛び散らない。全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ。いのちのほんとうの在り方だ。-いったい自分は何者なのか。幼い頃から抱き続けてきた絶対にゆずりわたすことのできないアイデンティティーを、どうこの世界に押し出していったらいいのか。一番根本の悩みはそう簡単に答えを見出すことはできなかった。-あるときパッと目の前がひらけた。・・・そうだ。おれは神聖な火炎を大事にして、まもろうとしている。
大事にするから弱くなってしまうのだ。己自身と闘え。自分自身を突き飛ばせばいいんだ。炎はその瞬間に燃え上がり、あとは無。-爆発するんだ。自分を認めさせようとか、この社会の中で自分がどういう役割を果たせるんだろうとか、いろいろ状況を考えたり、成果を計算したり、そういうことで自分を貫こうとしても、無意味な袋小路に入ってしまう。今、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。」


・・・。ゲイジュツですね、まさに。氏のいう「爆発」は頭の中にイメージで描くことはできますが、それを具体的に行動することはとてもできそうにありませんね。爆発するような生き方、してみたいですね。(^^;⇒Blog Ranking

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか
岡本 太郎
青春出版社
定価 : ¥ 490
1993-08
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「店のレベルは、水の味でわかる」
レストランなどに入るとまず、お冷、つまり水が出されます。何気なく出されるこの水ですが、実はこの水でお店の評価が決まりまるといいます。

「コーヒー専門店に行くと、コーヒーが出てくる前に、まずおいしい水が出てきます。そのお店のレベルは、水で分かります。ただの水がおいしい店は一流です。水は、ごまかしがききません。グラスが汚れていると、おいしく感じるはずがありません。お店の雰囲気やサービスすべてが、水に溶けているのです。一流ホテルの一流レストランの水はおいしい。」

いくら高級なミネラルウォーターを使っても、曇ったグラスではまずく感じますし、ウェイターが無愛想だと飲む気も起こりません。無味無臭で透明な水ですが、その店の全てが表されているのです。⇒Blog Ranking

成功する大人の頭の使い方―アイデアの作り方
中谷 彰宏
ダイヤモンド社
定価 : ¥ 1,155
1997-02
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「自分がいないような読み方だけはしてはならない」
日本の小学生の読書量が増加していると聞きます。1時間目が始まる前に読書の時間を設けて、各々好きな本を選んで読んでいるそうです。というより、読まされているそうです。「いったい人は何のために本を読むのだろう」そんな疑問がわいてきます。

そんな疑問に著者は答えます。

「読書をする人がインテリである。読書さえしていれば知的レベルに遅れないと安心している。そういう人は意外と多いので、彼らにあえて言っておきたい。本なんか読まなくたっていいのだ。読書なんて人生を豊かにするのになんの役にも立たない。まずそういう自己疑問を一度も持たないでぼんやり本を読む人は、読書から何も得るものはないだろう。」

では読書とはどうあるべきなのでしょうか。

「本の中の一言に立ち止まって、それが自分に突き刺さってくるような経験をせよ。自分の弱点を洗いざらい見抜かれ、背筋の寒くなるような体験をしながら本を読め。あるいは逆に、まるで自分のことを語ってくれているみたいだと、自分の意を代弁してくれている著者の言葉に思わず喜びがこみ上げてくるような読み方をせよ。すなわち、どんな本でもいい、ともかく本の中の一語一語が自分に関わってくるような本とのつきあい方を身につけることが、まず何をおいても大切な人生の知恵である。自分がいないような読み方だけはしてはならない。」

ニーチェは言います。"-私の場合で言えば、読書などはすべてみな、私の休養のうちに入ってしまう"そうです、何も考えずに、何も感じずに、何も経験しない読書など、勉強どころかただの休息です。他人が耳元で喋ってくれているのをただボ~っと聞いているのと同じ状態です。読書は自分と著者との1対1のコミュニケーションです。自分の登場しない読書は精神の怠けと言えるかも知れません。⇒Blog Ranking

男子、一生の問題―「毒にも薬にもならぬ人間」に魅力はない
西尾 幹二
三笠書房
定価 : ¥ 1,470
2004-06
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「学校は、上達の普遍的な論理を教えるところ」
学校は何をする場所でしょうか?すぱっと答えられる人は少ないでしょう。
なぜ年号を丸暗記させるのか。なぜ逆上がりの練習をさせられるのか。斎藤孝氏はこう考えます。

「私の考えるところでは、学校の主な役割は、物事ができない状態からできるようになるまでの上達のプロセス・論理を普遍的な形で把握させることにある。-スポーツや芸事を、上達の基本論理を身に付ける場として考えるならば、そうした活動はいわゆる"勉強"の上達と共通性を持ち、相乗的な関係にある。-上達のコツを掴んでいれば、始めてやる仕事に対しても自信を持って取り組むことができ、結果として成功する。上達への確信がないままだと、退屈な反復練習をする機関にたえられず、中途で挫折しがちになる。」

世の中には何をやらせてもすぐに上達する人と、いつまでたっても上達しない人がいます。2者間の違いは、単なる才能の差ではなく、「上達の普遍的な論理」を知っているか否かにあるといいます。つまり前者は、技術や知識がどのようなプロセスを踏んで身につき、どのような成長曲線を描くのかを知っているのです。こういった上達の基礎力はやがて自分の個性となりスタイルとなります。みなさんが学校で学んだことのなかに「上達の秘訣」はありますか。⇒Blog Ranking

「できる人」はどこがちがうのか
斎藤 孝
筑摩書房
定価 : ¥ 735
2001-07
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