心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「ちゃんと笑えて、ちゃんと泣ける人間になれ」
和田アキ子や妻夫木聡など多くの売れっ子タレントを抱える株式会社ホリプロ社長 堀義貴氏です。36歳という若さで社長に就任し、芸能界という異質なビジネス界を潜り抜けてきたという氏は、成功する人の共通点が「感じる人」であることを悟ります。

「ビジネスにはセンスが必要、といいますが、具体的にはどういうことでしょうか。センスというのは、なにも難しいことでも特別な才能でもありません。それは言い換えれば、人としての感受性がきちんと備わっているかどうか、ということです。」

最近は自分の感じたこと人前で素直に表現できない人が増えているといいます。面白い場面に出会っても、まずは回りの反応を確認し、大多数の人が笑っているのなら自分も笑おう、という感情ですら人任せの人もいます。自分が面白いと感じたら笑い、自分が感動すれば泣くべきです。その感情が人と人をつなげ、コミュニケーションを進展させてくれるのです。

これだけ差がつく!「感じる人」「感じない人」―ホリプロ社長が教えるチャーミングな組織のつくり方
堀 義貴
PHP研究所
定価 : ¥ 1,365
2005-10
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☆☆
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「就社ではなく、あくまでも就職」
日米のビジネスに精通した著者が両国のビジネスを比較しそのギャップを詳しく紹介しています。何かとアメリカと対比するのはあまり好きではないのですが、日本にとってアメリカはビジネスパートナーとして無視できない大国でしょう。

さて、皆さんは初対面の人に「失礼ですが、どういうお仕事をしておられますか」と聞かれると何と答えるでしょうか。

「日本では"○○商事に勤めています"、"○○銀行です"などと、勤務先の企業名で答える場合が多い。-日本人は、仕事の中身に関心を示すのではなく、企業の名前や格に興味を示す場合が、少なくともこれまで圧倒的に多かった。"就職"ではなく"就社"だと言われてきたゆえんである。その点、アメリカでは"職業"とは、仕事の中身のことだ。会社の名前は二の次である。」

アメリカでは、例えば「私は経理マンです」「私は物理療法士です」などの答えが一般的だそうです。アメリカ人にとって仕事とは、自己実現と生活手段を得る場であり、勤め先は変えるが、職業・職種はできるだけ変えないというある種のプロ意識があると本書はいいます。⇒Blog Ranking

日本とアメリカのビジネスはどこが違うか
高木 哲也
草思社
定価 : ¥ 1,680
1999-04
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「負けたときに徹底的に議論するブラジル人」
惨敗に終わったドイツW杯の日本代表。早くもオシムジャパンが動き出し、あの大会は過去のものとして世間の記憶から消え去ろうとしています。

はたして「次がんばればいいじゃないか」でいいのでしょうか。

「ブラジルサッカー界で聞かれる言葉に、こんなものがあります。"勝ったときでも真剣に反省会をすれば、そのチームは最強軍団になるだろう"言い換えれば、勝ったときに反省するのは不可能に近いということであり、人間、負けなければ本当に反省しないということも同時に言い表しています。サッカーにシビアなブラジル人も、勝ったときには浮かれるあまり、なかなか反省することができないのです。負けたときに反省しなければ、反省の機会は永遠に失われます。そのことを知っているブラジル人は、負けたときに徹底的に議論します。」

史上最強と謳われながらベストエイトで敗退したブラジル代表は、祖国で国民とメディアによる「裁判」が行われました。活躍できなかった選手は戦犯として次々とつるし上げられました。「負けたのはいったい誰の責任なのか?」連日のように議論されました。

一方、3戦全敗に終わった日本代表はどうだったのでしょうか。惨敗から2日後、成田空港に降り立った川渕三郎キャプテンは会見で前代未聞の賭けに出ます。それは次期代表監督の名前を「ウッカリ」もらしてしまうのです。ドイツでの惨敗の非難から逃れるため、マスコミ・国民の目を惨敗から監督人事へと向けさせるため、ついつい「ウッカリ」と。効果てき面、テレビも新聞もすっかりオシムフィーバーに書き換えられ、「真摯に反省する」機会は消滅しました。負けたことよりも、日本にとって次につながる絶好の機会を逃したことが残念でなりません。。。(T_T)

日本サッカーと「世界基準」
セルジオ越後
祥伝社祥伝社祥伝社
定価 : ¥ 777
2006-08
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「マーケティングとは顧客の要求からスタートする」
前著「上司のすごいしかけ」同様、非常にぬるい内容です。書いてあることは当たり前で、これを「すごい」と言い切れる著者のその勇気がすごいです。

せっかく読んだので、一文だけ紹介します。

「コキャスタとは先ほど紹介したドラッカー氏の名言"マーケティングとは顧客の要求からスタートする"を省略した言葉なんです。-では、コキャスタとは具体的にどういうことをいうのか説明していきましょう。顧客の要求からスタートするということは、企業側が何を売りたいかではなく、お客様が何を買いたいか、ということを意味します。そしてもうひとつ大切なのは、商品・サービスにできることはこれだ、ではなく、お客様が求めている価値や満足はこれだ、なんです。」

当たり前のことですが、目前の数字に追われてしまうと忘れがちになりそうですね。著者はこの「コキャスタ」を日本全国津々浦々の160万社に永遠にはやらせたいという壮大な野望を抱いているそうです。がんばってください。(^-^;

売上アップの すごいしかけ
白潟 敏朗
中経出版中経出版中経出版
定価 : ¥ 1,470
2006-08-01
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「お客様は1位しか覚えません」
SMAPの歌に「ナンバーワンじゃなくてもいい」なんていう歌詞がありますが、ビジネス界には少し当てはまらないようで。

「日本で2番目に高い山は?日本で3番目に長い川は?日本で4番目に大きい湖は?あなたはすぐに答えられますか。"ナンバーワン"はすぐわかっても、2番目、3番目、4番目となると、もう分からない。私も、知りません。お客様も同じで、"ナンバーワン"しか覚えません。だから、1番になる。ナンバーワンになることが、どれだけ大事かです。」

やはり業界1位という肩書きは、強いブランド作りには欠かせません。もちろん問題は何で1位になるかです。消費者の心を動かすナンバーワンでなければいけません。ちなみに著者が経営する会社では「環境整備No1」という、なんだかよく分からないナンバーワンを獲得したそうです。(^^;⇒Blog Ranking

強い会社をつくりなさい
小山 昇
阪急コミュニケーションズ
定価 : ¥ 1,470
2006-06-13
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「誰も彼も同じものを格好いいとすることに対して抵抗がある」
最近ウチの近所のスーパーでも見かけるようになった、「男前豆腐屋」の個性豊かな豆腐たち。わたしはまだ一度も食べたことはありませんが、本書を読み終えた後無性に食べてみたくなりました。

本書では「豆腐屋ジョニー」をはじめとする、さまざまな強力キャラの豆腐商品の誕生秘話から、そこにこめられたメッセージが語られています。著者である「男前豆腐」経営者 伊藤信吾氏の個性も豆腐同様強力で、独特の世界観をもった方です。

「コンプレックスの塊ですよ。本当は僕だってホームラン打ちたいんですよね。そりゃ格好いいですよ。でも、どうしてもできなかった。それで、その悔しさを、どっかほかの分野で晴らしてやろうって気持ちが強かったのかもしれない。そういう意味で、僕は最初から行き詰ってるんです。世の中、なんてつまんねえんだ、ってとこから出発してますから。どっかに必ず面白いもんがあるはずだと探し続けて、いまに至ってる。誰も彼も同じものを格好いいとすることに対して抵抗があるのは、そういう背景があるんだと思います。」

氏のこだわりは「カッコ悪くカッコいいものを作る」ことです。わざと世間のピントからずらして、消費者の期待をいい意味で裏切り続けることを心から楽しんでいます。まだ男前豆腐を口にしたことが無い方は、本書を一読してから食すことをオススメします。わたしはまだ食べてませんが。。。⇒Blog Ranking

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー
伊藤 信吾
講談社
定価 : ¥ 1,365
2006-08
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☆☆
「愚かな人間が本来の人間の姿なのだ」
樋口裕一氏らしい過激なタイトルの本書。「ああ、こんなバカいるいる」という見方と「自分もこんなバカに見られてないかな?」という見方の両面から考えさせられる内容です。

「言いかえれば、愚かな人間が本来の人間の姿なのだ。そして、人間の成長とは、一人ひとりが自分の愚かさを克服して、知性を獲得していく過程なのだ。組織の中の優秀な部下たちは、本来の愚かさを克服したものとみなすべきなのだ。」

2002年から導入された「ゆとり教育」。ご存知のように、勉強時間を減らすことにより子どもたちの個性や自主性を育てるはずが、猛烈な学力低下を招き、個性が育つどころかわがままな子どもが急増し学校崩壊まで引き起こした始末です。ゆとり教育は、人間は生まれながら賢いという前提のゆえに失敗したといえます。大人だって同じです。人間は愚かである、ゆえに教育が必要だと考え接するのが結果的に本人のためになるのです。⇒Blog Ranking

バカを使いこなす聞き方・話し方
樋口 裕一
幻冬舎
定価 : ¥ 1,365
2006-06
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「0.5秒以内にキャッチできるか?」
最近、お店で商品ひとつひとつに手書きのポップをペタペタと貼り付けてあるのが目に付きます。本屋さんでも、雑貨屋さんでも。私にはどうもゴミゴミして醜く見えるのですが、やはりそれなりの販促効果があるのでしょう。

本書では的確に売上を伸ばすためのポップの書き方からコトバの選び方を指南していますが、その中からポップ作成の注意点を。

「"0.5秒以内にキャッチできるか?"僕は常にポップを書くときに、これを考えています。」

なるほど、確かにそうですね。店頭には、商品のパッケージから壁のポスターなど膨大な量の情報が目に飛び込んできます。よく読んで、よく考えないと理解できないようなポップなど効果があるはずがありません。0.5秒の理解となると、もう直感の世界です。だからこそ、本書の著者のようなポップのプロが存在するのでしょうね。⇒Blog Ranking

藤村流売れる!コトバ
藤村 正宏
インデックスコミュニケーションズ
定価 : ¥ 1,470
2006-02
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「六人を介せば、世界の誰とでもつながる」
日本ではミクシィをはじめとするSNS(ソーシャルネットワークサービス)が急速に普及していますが、その特徴にユーザーがユーザーを介して交流の輪を広げるところにあります。

そこでこんな実験結果をご紹介。

「六次の隔たりとは、どんな人でも6人の人を介せば、世界中の誰とでもつながれる、という説だ。これは、1967年米ハーバード大の社会学者スタンレーミルグラム博士が、とある実験をもとに論文で明らかにした説だ。その実験とは、カンザス州とネブラスカ州に住む無作為の住人300人に対して手紙を送り、彼らとはまったく面識のないマサチューセッツ州ボストンに住む、ある株式仲買人に手紙を転送して欲しいと依頼するものだった。依頼された300人の人たちは、その株式仲買人の住所を知らない。そのため、その人に近いと思われる親しい人に対して、転送を繰り返して欲しいと依頼した。すると、実験の結果、手紙は平均で6人の人を介することで株式仲買人に届いたのである。」

ほんとですかね、コレ。(^-^; けど、この実験は面白いですね。もっと詳細なデータを紹介してほしいところです。世界って意外と狭いのかもしれませんね。⇒Blog Ranking

グーグル・アマゾン化する社会
森 健
光文社
定価 : ¥ 735
2006-09-15
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「物には人を毒する力もある」
「マネーの虎」で飲食の女性虎として一躍有名になった女性起業家 尾崎友俐氏です。

氏が現在経営する会社のメイン事業はプロモーション事業ですが、一番最初に始めた商売は焼肉屋でした。順調に業績と店舗数を増やし、株式上場も視野には入ってきた矢先に狂牛病騒動が起き、瞬く間に倒産の危機に直面します。現金を作るため、保持していた宝石やブランドバッグなど身の回りの高級品を次々と手放す必要に迫られます。いままでの自分の努力と成長の象徴であるさまざまな物を安く買い叩かれるさまは、耐え難いほどつらいことでしたが、その瞬間氏はあることに気づきます。

「これはつらかった。痛いほどだった。そのときにふと、不思議な気持ちがよぎった。この、まるで自分の身を削られるようなつらさの正体は何なのかと。身を削られる?なんだかおかしいじゃないか。私にとって物が"身"だなんて。急にばかばかしくなった。-物には魔力がある、とハッとした。お金もそうだが、持てば持つほどその物たちに"気"を取られてるんじゃないか、と感じた。そうだとしたら怖いことだ。」

たとえば、宝石の指輪をはめるとします。指輪は自分じゃないけれど、身につけることによって、ちょっと安心したり、自分自身が立派になったように思うことがあります。しかし、よく考えてみると、物を身につけても実際に自分自身が成長し大きく立派になったわけではありません。身の回りに立派な物を置くことに苦心するよりも、自分を磨いて自分を輝かせることが一番大事なことではないでしょうか。

ちなみに物から解き放たれた氏は現在、月のお小遣いは3万円と普通のOLよりもお金を使っていないそうです。。。(^-^)⇒Blog Ranking

人生がイベントに変わる 尾崎友俐の「考え方」革命
尾崎 友俐
PHP研究所
定価 : ¥ 1,260
2006-08-29
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「知っていることを知っているとし、知らないことは知らないこととする」
もうひとつ、「名言再発見」からご紹介。

「由よ、
 お前に知るということを
 教えてあげよう。
 知っていることを
 知っているとし、
 知らないことは
 知らないこととする。
 それが知るということだ。」


これは孔子の言葉や弟子たちとの問答などを集めた「論語」に登場する一説です。由とは孔子の弟子の一人です。

わかったふりを続けていてはいつまで経っても向上は望めません。決して知ったかぶりをせず、当たり前と思われることも、謙虚に問いただしてみる。自分の無知を自覚し、向上心を持つことが大切だというのです。⇒Blog Ranking

名言再発見―ハッとする100の言葉
草野 仁
東京書籍
定価 : ¥ 1,470
2002-12
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「夢見ることができるなら、あなたはそれを実現できる」
本書は世界の偉人たちの名言を取り上げ、その歴史的背景を探り、いかにしてその名言が生まれたのかを紹介します。著者はアナウンサー草野仁氏。センスの良い名言をチョイスしています。

「夢見ることができるなら、あなたはそれを実現できる。」

ディズニーランドの創始者、ウォルト・ディズニー氏の名言です。氏がつくり上げた、つまずいても明るく立ち直り、いつでも夢をあきらめないキャラクター「ミッキーマウス」は「自分自身」だといいます。氏は貧困のなかで父に過酷な労働を強いられながら育ち、仲間の裏切りや事業の失敗を経験しながらも、夢見ることを忘れず、それを実現していきました。見習いたい言葉ですね。⇒Blog Ranking

名言再発見―ハッとする100の言葉
草野 仁
東京書籍
定価 : ¥ 1,470
2002-12
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「善きことを思い、善きことを実践すれば、善き結果を招く」
鹿児島が生んだ日本史上屈指のスーパー経営者 稲盛和夫氏の自叙伝です。本書では氏の経営手法のみならず、氏独特の人生観・哲学も語られており、さまざまな面で勉強になります。

氏は65歳のときお寺で大接心という修行を体験しています。頭を剃髪し、紺木綿の衣に網代笠、素足にわらじという雲水の姿で信徒の家々を回ります。その苦しい修行中に多くの人からお布施をもらい親切を受けた氏は、全身を貫くような幸福感を感じたといいます。

「世間では、富を蓄え、地位や名誉を得ることが生きがいという人もいるが、私は、世のため人のために尽くすことが、人間として最高の行為である、といい続けてきた。善きことを思い、善きことを実践すれば、善き結果を招く。悪いことをすれば悪い結果を招来する。善きことを実践するには、利己の心を捨て、心を磨き、美しくしていかなければいかない。こんなことを真正面からいうと、とかく世間は気恥ずかしいことを、といった顔をする。それが不思議でならない。」

氏の言葉は口先だけではなく、実際に慈悲活動を熱心に行っており、資産の多くを財団の設立や寄付に当てています。どんな苦難や逆境に遭遇しようと、恨まず、嘆かず、腐らず、明るくポジティブに人生を受け止め、素直に努力すれば、感謝の気持ちを常に持っていれば、道は必ず開ける、というのが氏のポリシーであります。⇒Blog Ranking

稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書
稲盛 和夫
日本経済新聞社日本経済新聞社日本経済新聞社
定価 : ¥ 650
2004-09
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「なぜ一人で食事をしているとおいしくないのか」
本書は自立と共生をキーワードに人生後半の行き方を説きます。著者は元東京地検特捜部検事で、ロッキード事件では田中角栄元首相に論告求刑を行ったというすごい経歴の持ち主です。文章を見る限りとても穏やかそうで、ボランティア活動をこよなく愛します。

そんな氏の面白い言葉を。

「この間、偶然に、一つの"なぜ"が消えた。"なぜ一人で食事をしているとおいしくないのか"という問いである。NHKテレビを見ていたら、一人で食事をしているときと、家族や仲間といっしょのときとの唾液の出方の違いを調べた番組があって、みんなと楽しく食事をしているときのほうが、断然唾液が多く分泌されるのである。」

へぇ。これは知りませんでした。「楽しい」という感覚は心だけではなく身体もそれに応じた反応をみせるのですね。楽しく生きることが、健康と長生きの秘訣だそうですよ。(^-^)

中年よ、大志を抱け!
堀田 力
PHP研究所
定価 : ¥ 500
2005-08-02
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「高所恐怖症のロッククライマーなんてきいたことがあるだろうか」
失敗する経営にはパターンがあります。本書ではそのパターンを分析し、回避方法を具体的に紹介します。独立、起業を目指している方は必読です。

本書の冒頭で手厳しい一文が。

「おそらく起業をしたろの彼らは、すばらしいビジョンや情熱を持っていたのだと思う。しかし、私と一緒に仕事をするころには、そんな起業家らしさはほとんど失われていたのである。彼らをロッククライマーにたとえてみよう。会社を立ち上げたばかりの起業家は、切り立った絶壁に挑戦しようとする情熱にあふれている。これこそが皆さんの理想とする起業家像ではないだろうか?しかし時間がたつにつれて、挑戦を続ける人たちは少数派となり、ほとんどの人が岩肌にしがみつくのに精一杯というありさまになってしまう。私から見れば、ロッククライミングのスリルを楽しむどころか、高い場所を怖がっているようにさえ思える。高所恐怖症のロッククライマーなんていう奇妙な話をきいたことがあるだろうか?」

最近テレビや雑誌などで成功を収めて大金を手にした起業家が紹介される機会が増えています。華やかなサクセスストーリーに憧れて、勢い任せに起業した人は必ず失敗するといいます。マスコミが作り出す根拠のない幻想に惑わされる前に、「何のために起業をするのか」をじっくりと考える時間をとる必要があるのです。

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
マイケル・E. ガーバー Michael E. Gerber 原田 喜浩
世界文化社
定価 : ¥ 1,470
2003-05
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「成功者はみな結果的に長時間労働している」
ランチェスター経営のパイオニア、竹田 陽一氏です。このシリーズはとにかく読みやすいですが、内容もソレナリです。

さて、「成功を遂げた社長」と聞くと、椅子にふんぞり返ってるだけで大金がガッポガッポ転がり込んでくる、左団扇なイメージが浮かびます(?)が、現実はどうなのでしょうか。

「最近は起業ブームとか言って、雑誌なんか読むと簡単にだれでも独立できるように書かれています。とんでもないですね。技の才能が100人中3位以内ならいいですよ。天才はいいです。長い時間働かなくても。でも、凡人は働く時間が年間3200時間以上でないとダメです。独立する場合、とくに最初の5年間は年間3700時間以上必要です。"だれでも簡単にラクに成功"はウソ。絶対そういうことはありません。」

本書によると、一代で成功した社長1000人に朝何時に起きているか聞くと、ほとんどが7時半までには出社しているようです。

居酒屋チェーンのワタミフードサービスの渡邊社長は創業以来ほとんど休みなしで出勤は朝5時45分。サイバーエージェントの藤田社長は創業期は週間110時間労働で今も休みなし。

業界の頂点を極めた彼らでさえこの労働時間。時間の問題ではないのかもしれませんが、凡人の私はまだまだ働き足りないなー、と反省させられました。(>_<)⇒Blog Ranking

小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略
竹田 陽一 栢野 克己
フォレスト出版
定価 : ¥ 1,470
2002-11
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「朝から時間を自在に操れる王者の心になれる」
学生のころや、社会に出たてのころは、朝家を出る時間から準備にかかる時間を逆算して、いかにギリギリまで寝ていられるかが勝負だと思っていました。

そんな昔の私にアドバイスを。

「ギリギリまで眠っていて、目が覚めると同時に朝食も取らずに家を飛び出し、会社に駆け込む姿は、考えただけでもちょっと情けなくなる。せっぱつまった気分で会社のタイムレコーダーを押すときは、会社の奴隷になりさがったような気分になるだろう。主体的に仕事をするのと、奴隷のような気持ちで仕事をするのとでは、当然能率もまったく違ってくるに違いない。早起きが習慣になってみると、早朝あたふたとしている人生が信じられなくなってくる。というのも、朝から時間を自在に操れる"王者の心"になれるからだ。」

数年ほど前より1時間ほど余裕を持って早起きし、コーヒーを飲みながら新聞をゆっくりと読む習慣を身につけました。優雅に音楽を聴きながら。。。「王者の心」なんてちょっと大げさですが、早起きは本当にいいものです。「今日は電車で座れて10分寝れてトクしたなー」なんて喜んでた自分がものすごく小さく思えるようになりました。(>_<)本当に人生が変わります。⇒Blog Ranking

朝2時間早く起きれば人生が変わる!
宮西 ナオ子
三笠書房
定価 : ¥ 1,155
2003-06
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「日と共に働き、日と共に働きを止める」
私はビジネス書や経済書が大好きですが、本書のようなドキュメンタリーやルポタージュなども好きでよく読みます。中でも学生の頃読んだ「ASIAN JAPANESE」というルポは衝撃的で、今でも心に残る1冊です。

さて、本書のテーマは「土方」です。土木作業員や建設作業員の人たちのことをこういいます。

土方仕事には不思議な魔力があり、一度その世界に漬かって、一通り仕事を覚えると、なぜか体が土方をほしがるそうです。本文では作家中上健次氏の言葉が引用されています。

「肉体労働が好きである。土方が好きである。それが労働の原型に最も近いと思うのである。日と共に働き、日と共に働きを止める。何故、それに自足できず、小説など書いてしまったのだろう。肉体が在る。物が在る。物の体験、経験とは、知識や心理や意識でするのではなく、まず、生身の肉体がするはずである。」

土を掘り、すくい、持ち上げ、運ぶ。土方の仕事は、数ある肉体労働の中でも最も肉体的な労働であり、遠い昔から変わらないものとしてずっとあり、これからもなくなることはないでしょう。これぞ男の仕事、という感じでかっこいいですね。(^-^)⇒Blog Ranking

みんな土方で生きてきました
日野 勝美
新風舎
定価 : ¥ 1,680
2005-02
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ASIAN JAPANESE―アジアン・ジャパニーズ〈1〉
小林 紀晴
新潮社
定価 : ¥ 620
2004-03
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「大創産業という会社は必ず潰れます」
日本を代表する企業の経営者たち35人を辛口に批評し評価します。登場する人数が人数ですので、一人に関する情報は6ページと少ないのですが、ダイジェストで読めて面白いです。

100円ショップダイソーを運営する大創産業の矢野博丈社長は若い頃にお金で苦労し、その頃に遭遇した数々の苦い経験が今の経営スタンスに影響を与えているそうです。

「これほど大きくなっても、矢野は入社式の挨拶で、"大創産業という会社は必ず潰れます"と言う。"必ず潰れる会社を、なんとか保たせるためにも、社員一人ひとりががんばるしかない"と話すのだ。銀行の頭取からは"潰れる"は禁句だと言われるのだが、翌年の入社式でも"ダイソーは潰れる"と口をついて出る。これまでさまざまな仕事をやってきたが、すべてうまくいかなかったという思いが、潰れるという発言に凝縮されているのだ。」

100円ショップがうまくいったのは、あくまでたまたま。自分の能力を超えて会社が大きくなりすぎたと肝に銘じています。氏にとって「初心忘れずべからず」という言葉は自身に刷り込まれた人生観であるようです。⇒Blog Ranking

社長力―話題の経営者たちの実力と品格
有森 隆
草思社
定価 : ¥ 1,365
2006-06
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「日本でiPodが生まれなかった理由」
ブランドとは、狭義では「独自の名前やロゴ」のことです。大きな意味では「ユニークなビジネス」そのものです。近年生まれたブランドの代表格は「iPod」でしょう。携帯用音楽プレーヤーは昔からありましたが、なぜ「iPod」はブランドとなりえたのでしょうか。

「ウォークマンを生み出した国、日本で"iPod"が生まれなかった理由は、日本人が"製品"か"会社"こそブランドの対象だと狭く考えているからだと私は思います。-ウォークマンは、あくまでも"製品"を対象にしたブランドです。ですから、録音できる記憶容量やバッテリー持続時間、音質などの、スペック面の競争を想定しています。また"製品"である以上、このブランドを他の会社に利用させることを想定していません。それに対して"iPod"は製品ではなく"楽曲配信から始まって、個人が装身具のように音楽を身にまとうまでの一連の流れそのもを対象としたブランド"です。」

ウォークマンは製品そのものがブランドですから、ハードウェアの域を出ることはありません。iPodはビジネスを対象としたブランドですから、この中にははじめから製品、サービス、ファッションなどがひとつにつながれています。これからのブランド戦略はいかにハードとソフトを連鎖させてその輪を広げていけるかがキーとなるでしょう。⇒Blog Ranking

ガバガバ儲けるブランド経営
小出 正三
サイビズ
定価 : ¥ 1,575
2005-10-21
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「その監督を追いかけるっていうことは1回もしてないです」
人は誰もが天才になる素質を持ちます。天才と凡才の違いは、才能を開花させる方法を知るか否か。本書ではトルストイからビルゲイツまで、天才と呼ばれる人たちはいかにして天才と成りえたのかを紹介します。齋藤孝氏らしく、分かりやすい文章で読みやすいです。

その中からアニメ界の天才 宮崎駿氏の言葉です。

「60年代にはずいぶん映画を-まあ子どものときも-ずいぶん観てましたけど、ある監督に執着して、その監督を追いかけるっていうことは1回もしてないです。」

"宮崎駿監督みたいになりたくて、アニメーションの仕事を志しました"と話すクリエイターは宮崎駿氏を超えることは決してありません。人生の師を持つことは大切ですが、憧れの存在を自分のゴールとしたとき、自分自身のブレイクスルーのチャンスをつぶしてしまいかねないということを認識すべきだと本書ではいいます。⇒Blog Ranking

天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法
齋藤 孝
青春出版社
定価 : ¥ 580
2006-08
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「編集者のABCなるもの」
「本が売れない」んだそうです。1997年以来右肩下がりが続いており、出版社はあの手この手で打開策を探る日々です。そんな本づくりの現場をリアルに紹介する本書。本好きの人にはたまらない一冊でしょう。

さて、その中から一文を。

「30年ほど前、はじめてこの業界に足を踏み入れたとき、大先輩である編集者が新人編集者である僕に、編集者のABCなるものを教示してくださった。"A"はアーティスト。"編集者たるもの芸術家たれ"である。-"C"はクラフトマン。"編集者たるもの職人たれ"である。-で、"B"はビジネスマンだ。実はこれには実感がわかなかった。ものづくりの現場で働いている自分は芸術家として職人として、一生懸命いいものをつくっていれば、それでいいのではないか、と考えていたのだ。-これこそが編集者が一番陥りやすい間違いだと大先輩は教えてくれた。」

編集者の悪い癖に「おれはこんないいものをつくっているのに、売れないのは世間の奴らが見る目がないからだ」という考えがあるらしいのです。こんな姿勢では読者の心を打つ本は現れません。「本が売れないのはその本がつまらないからだ。売れない本をつくるのは罪なのだ」そんな姿勢で本づくりに取り組むべきだと本書はいいます。⇒Blog Ranking

本を作る現場でなにが起こっているのか!?

雷鳥社
定価 : ¥ 1,575
2006-09
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「ダメな僕を叱ってくれてありがとうって」
居心地のいい空間に、淹れたてのコーヒー。そしてお気に入りの本。本好きにはたまらないひと時を提供してくれるブックカフェのオーナー9人が、その開業方法から苦労話までを赤裸々に語ってくれます。

その中から、元ガス会社営業マンであるオーナーの言葉を。

「会社員時代はハードな毎日でしたが、勉強になったことも多かった。人との折衝の仕方とか、お金に対する価値観とか、ビジネスへの取り組み方を教えてもらいました。何も知らずに独立したのでなく、会社でそういったノウハウを学べたことを今では感謝しています。当時はこの人たちはなぜこんなに僕のことを怒っているのだろうと疑問の連続だったんですが、今考えてみると、こんなダメな僕を叱ってくれてありがとうって。」

叱ってくれる誰かがいる人は幸せな人です。どうでもいい人をわざわざ叱る人はいません。叱るには相当なエネルギーが必要だからです。叱られたほうはそのエネルギーを吸収し自分の糧にしなければいけません。「叱ってくれてありがとう」。いい言葉ですね。(^-^)⇒Blog Ranking

ブックカフェものがたり―本とコーヒーのある店づくり
矢部 智子 今井 京助
幻戯書房
定価 : ¥ 1,995
2005-12
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「のび太君は人の幸福を願い人の不幸を悲しむことのできる人間だ」
男は何歳になっても女の人にモテたいものです。女の人はいったい男のどこを見てるのか。外見か、学歴か、年収か。それを知りたい男性必読です。(^-^)

本書ではモテる男の例をドラえもんから引用しています。

「マンガドラえもんの主人公であるのび太は、将来、しずかちゃんと結婚することになっています。しかし、のび太くんはあの通りの頼りない男性ですから、しずかちゃんは結婚前夜、迷います。お父さんの部屋に行き、聞くのです。
"お父さん。私の結婚はまちがっていなかったかしら?"
と。すると、しずかちゃんのお父さんは答えます。
"いや、君の決断はまちがっていなかったと思うよ。なぜなら、のび太君は、人の幸福を願い、人の不幸を悲しむことのできる人間だ。人間にとってそれが一番たいせつなことだからね。"
要するに、のび太君の給料が20万円でも、200万円とか2000万円の給料を得ているのと同じ価値がある、ということです。しずかちゃんのお父さんは、のび太君と結婚すれば悦びと感動の人生になる、としずかちゃんに説得しいているのです。」


人の幸福を願い、人の不幸を悲しむことのできる男性は、100%まちがいなく「いい男」だと本書はいいます。人の不幸を願う人は、どんなにお金があろうが、どんなにいい大学を出てようが、どんなに会社で出世しようが「いい男」とはいえません。自分はどうなのか、改めて問い直しみたいですね。この年で「ドラえもん」からこんなに大事なことを教わるとは。侮れませんね、ドラえもん。。。⇒Blog Ranking

女は男のどこを見ているか
岩月 謙司
筑摩書房
定価 : ¥ 756
2002-09
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「よりよい明日のためには、自分をバージョンアップさせなければならない」
日本の大学生は勉強をしないと聞きます。社会人になるとさらに勉強しなくなるでしょう。

一方アメリカではどうなのでしょうか。

「アメリカは猛烈な競争社会で、終身雇用など存在しない。特に、ダウンサイジング(中高年の整理)がびしびし行われている。だから、よりよい明日のためには、自分をバージョンアップさせなければならない。大学生の40%が25歳以上で、35歳以上が15%を超えている。ビジネスマンが、能力維持やパワーアップのために身銭を切って学びなおしたり、新しい能力を獲得しようとしているわけだ。日本だって必ずそうなる。そうなりつつある。」

こういう話を聞くと、自分ももっともっと勉強しないとダメだな、と思いますね。学問は日々の積み重ねです。生涯学習をモットーにして生きていきたいです。(>_<)⇒Blog Ranking

新・学問のすすめ―超・情報化社会の知の活用術
鷲田 小彌太
マガジンハウス
定価 : ¥ 1,365
1997-06
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「自分探しにも役立つ新聞のスクラップ」
わかりやすさで定評のある池上彰氏です。「靖国問題」「竹島問題」「北方領土問題」。。。現在日本はさまざまな問題を抱えていますが、正確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。本書はそんな大人たちのために、いまいちど日本の問題をわかりやすく説明してくれます。

本書のコラム「上手なニュースの読み方」からひとつ。

「私は仕事柄、三十年以上新聞のスクラップを続けています。実はこのスクラップ、仕事に役立つのはもちろん、自分探しにも役立つのです。この本を読んでいる皆さんの中には"自分が本当に好きなこと、やりたいことがわからない"という方もいるのではないでしょうか。そんなときに、本当に単純に、自分の興味だけで新聞を切り抜いてみる。そして、ある程度たまったところで整理してみると、"あれ!私はこんなことに興味があるんだ"と改めて気がつく。客観的に自分を見ることができるとてもいい方法だと思います。」

自分探しには日記をつけて毎日の心情を綴るのがいいとされますが、日記をつけるのは根気がいります。そこで楽チンなのは新聞のスクラップです。数年前の自分がピックアップした記事に驚くはずです。

「えー。新聞切り取るのめんどくさいよ」という人は、ブログを利用して気になったYahoo!ニュースなどをペタペタと貼り付けてみるのはいかがでしょう。これなら三日坊主の方も続けることができるはずです。(^-^)⇒Blog Ranking

日本の問題よくわからないまま社会人している人へ―ひとめでわかる図解入り
池上 彰
海竜社
定価 : ¥ 1,575
2006-06
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「己の信念に従って堂々と生きていけばいい」
いい人と言われるだけじゃビジネスの世界では生きていけない、時には人を裏切ってまでも勝負に出なければならないときがある、というアグレッシブな本書ですが、内容は薄く大して面白くもなかったです。

せっかくなので、著者がなぜ「裏切り」を推奨するのかを紹介しておきます。

「なぜなら"裏切り"とは、自分の生き方が相手のベクトルと合わなくなった結果であって、それを裏切られたと言って非難する人は、"オレと死ぬまで二人三脚を組め"と強要しているのと同じで、そんな身勝手な言い分など無視し、己の信念に従って堂々と生きていけばいいのである。」

どうも「裏切り」という言葉には「恩を仇で返す」ことを連想してしまいますが、本書は「裏切り者」と非難されるのを恐れ、言動や人間関係に汲々としながら人生を送るのは愚かなことではないかというのです。平たく言うと「もっと自由に生きようよ!」てことですかね。(^-^)⇒Blog Ranking

ヤクザも唸る!「いい人」のための裏切りの実戦心理術
向谷 匡史
インターワーク出版
定価 : ¥ 1,470
2003-10
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「チェンジとチャンスは紙一重」
チャンレジとは、いまあるものを捨てることでもあります。ところが、現状のやり方である程度うまくいったという実績があると、それを変えるには大きな勇気が必要ですよね。

そこでこんな話を。

「変化とチャンスを英語で書いてみると

  CHANGE CHANCE 

なにか気づきましたか?そうです!この二つの単語はGとCの違いしかないのです。そして、GとCの違いは、Tがあるかないかの違いでもあります。じつは、このTはトラブルのTなのです。いまあるものを捨て、新たなチャレンジをしようとするときには、問題、異論、反論、苦労、苦痛、不安、不満、恐れなど、じつにたくさんのトラブルが起こってきます。だからといってトラブルから逃げていては、チャンスをつかむことはできません。発生したトラブルをしっかりと受けとめ、それを取り除くための策を考えることが大切です。」


勇気を出して、チャンレンジすることで、「CHANGE」するのです。そこにはトラブルのTが含まれているのですが、そのトラブルに立ち向かい、取り除くことができたとき、はじめて「CHANCE」が訪れるのです。⇒Blog Ranking

だから、部下がついてこない!
嶋津 良智
日本実業出版社
定価 : ¥ 1,470
2006-08-25
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「用意されているものから選ぶ日本人」
皆さんのウェブブラウザのホームページ(スタートページ)はどのサイトでしょうか。

Googleですか。Yahoo!ですか。ちなみにわたしはYahoo!です。

マイクロソフトをも凌駕するほどの破竹の勢いで拡大を続けるGoogleですが、日中韓東アジア三カ国ではGoogleの発展に限界があると本書ではいいます。

「グーグルが東アジア三カ国に参入するのが遅かったから、という説もあるが、グーグルの広報は、あくまでも仮説としてこう分析する。欧米人と東アジア人の文化的差異のようなものがあるかもしれない。欧米では比較的シンプルなものが好まれるのに対し、東アジアでは品揃えが豊富な賑やかなデパートのようなものが好まれるのかもしれない。」

Googleのトップページは驚くほどシンプルです。真っ白な背景に検索ボックスがひとつあるだけです。日本一のポータルサイトであるYahoo!とは180度違います。欧米では"自分が欲しいものを探す"というニーズが強く、東アジアでは"用意されているものから選ぶ"というニーズが強いと言えるのかもしれません。⇒Blog Ranking

グーグルのすごい考え方―Googleが発見した、ビジネス「10の真実」
二村 高史
三笠書房
定価 : ¥ 560
2006-08
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「ヘッドハンティングされる人は世界を想定する」
「どうすれば出世できるか」よりも「どうすれば会社に切られないか」を考えるという、非常に後ろ向きな本書ですが、森永卓郎氏らしくて面白かったです。

リストラにおびえて毎日を過ごすサラリーマンがいる一方、ヘッドハンターからひっぱりだこのエリートサラリーマンがいます。もし、自分がどちらに属するのか知りたければ次の問いを考えてみてください。

「あなたがサラリーマンならば、ライバルと考える対象がいるはずです。そのライバルはだれですか?

あなたは誰の顔が浮かんだでしょうか。
①最初に同期入社した社員が浮かんだ人
②最初に同期入社した社員が浮かんで、その後考え直した人
③先輩、後輩、上司、部下など、社内で"仕事ができる"と評判の高い人物を思い浮かべた人
④同じ業種で会社が違う、その業界で評判の高い人物を思い浮かべた人

①②タイプの人は間違いなくヘッドハンティングに縁の無い人です。また、③の人もほとんど縁がありません。④は①~③の人に比べれば見込みがありますが、それでもギリギリセーフかどうか、といったところです。ヘッドハンティングされる人は、この質問で"世界"を想定します。つまり、その業界を世界規模でリードしている会社の核たる人物を思い浮かべるのです。」


ちなみにわたしの答えは。。。。②番 (T_T) ⇒Blog Ranking

会社が切る人残す人
森永 卓郎 内藤 誼人
ワニブックス
定価 : ¥ 1,260
2003-10-30
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