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心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
「一人ひとりの個性を見つめるのがジェンダーフリー」
最近「ジェンダーフリー」という言葉をよく聞きます。「ジェンダー」とは「社会的な意味における性別」ということです。

「本来、人間には生物学的な性別(セックス)がある。これは言うまでもなく、男女の肉体的、機能面での相違のことだ。しかし、それだけではなく、社会的、歴史的、あるいは文化的な意味での性別も実際には存在している。"男性は外で働き、女性は家を守るもの」どか、"女性はでしゃばらずに、男性を立てなければいけない"といわれるのは、社会的な意味での性差が生み出した考えといえよう。-要するにジェンダーフリーとは、性別による社会差別をなくそうということ、煎じつめれば男女共同参画社会を実現しようということだ。」

女性の就業率があがっても、管理職を占める割合は少なく、欧米と比べてもまだ差別が残るようです。家庭内でもしかりです。

悪い例として、某課長と部下との会話を紹介します。

課長「女性の扱いを知っておかないと、差別ということになるんだよ。女性の機嫌をとるには容姿を褒めることだ。それから。-適材適所を心がけることだ。女性には女性に適した仕事がある。女性は感情的なので、客観的に考えなければいけない仕事は向かない。」
部下「さすが、課長ですね。よくわかってらっしゃる。」
課長「女性は男性と違って細やかな神経が行き届いているので、そんな仕事をやってもらうことだ。そうすれば、丸く収まる。」


女性差別の最たるものが女性はこんなものと決め付けるものです。もちろん、「外で働かない男は甲斐性なし」という考えも男性差別です。男性も女性も一人ひとり違います。男性はこうだ、女性はこうだ、こうあるべきだという考えをやめ、一人ひとりの個性をしっかり見つめようというのが、ジェンダーフリーの考え方の基本であると著者は言います。⇒Blog Ranking

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