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心を打った この本の この一行

選りすぐりの書籍から、心に響いた一文を紹介します。
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「本を読むことは視点移動である」
わたしは200ページほどの新書ならば通勤時間の約40分で読みきります。これがどれくらい早いのか分かりませんが、昔のわたしに比べれば圧倒的に早くなりました。いわゆる自分なりの「速読」を身につけたといえるでしょうか。(この辺の習得方法などはまたどこかでまとめて紹介するつもりです)

速読に関する書籍は数多く出ていますが、本書ほど現実的で理にかなった速読術を解く本は皆無ではないでしょうか。もっと早く出会いたかったです。「目を縦横にすばやく動かすトレーニングをしろ!」的な速読ハウツー本に幻滅した人はぜひ一読ください。

その中からうなずかずにはいられない一文を。

「そもそも本を読むということは、自分以外の著者の視点で読む、つまり"視点移動"ができる、ということにほかなりません。せっかく本を読むのですから、著者の側、あるいは登場人物に視点を移動し、新しい見方や概念を吸収したほうが得です。」

人は誰でも自分の思いや考えを肯定されたいものです。そのため読書中でさえもそこに自分の意見と重なる文章を探し、その再確認をしては癒されるといった単なる慰撫に陥りがちです。視点移動はともすれば苦痛を伴います。疲れもします。しかし、新しい概念や気づきを得て、理解力を向上させるには著者の視点から文章を肯定し時には自分を否定する行為が必要です。本を閉じたら「やっぱりそんなことないよな」と我に返っても構わないと本書はいいます。読書はただの情報処理ではなく、著書と概念を共有する時間なのですね。

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